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メタ教育が欠けている日本の将来は、絶望的なレベルまで落ち込む!

ずばり、教育・学習にはほとんど進化がないと断言できます。

学習における5つの優先順位
レベル1 データ(単一の情報のカケラ、数字など)➔ ほとんど
価値がない
レベル2 情報(ごーるのある必要なデータ)➔ 意図、目的がある
レベル3 知識(整理された情報) ➔ 体系的にまとめられたもの
(マニュアル)
レベル4 理解(知識+実践) ➔ 経験を摘みことで教えられる段階
レベル5 智慧(知識+理解+判断) ➔ レベル4までを分析する
ことで正しい物事を認識して判断力ができる

これらのレベルを段階ごとにステップバイステップすることで
物事の優先順位がわかってきます。

ユダヤ人は物事を「なぜ?」と問いかけることでレベル3までを
原典、一流の人(ラビなど)から学び、さらに学習の経験を
積み、分類することで正しく判断する能力を小さい子どものとき
から教育されているので、ノーベル賞を受賞するレベルの人たちを
たくさん輩出できるのです。

つまり、これら5つのレベルはメタ認識ができるということを
意味しています。

メタとは、
メタ自体に、「高次の」という意味があることから、接頭語として
「メタ」を使う場合には、「一段高いところに立って考える」
「俯瞰的にものを見る」といった意味。

メタ認知とは、「自分が認知していることを客観的に把握して、
制御をすること」、すなわち「自分が認知していることを
認知すること」です。

何かを考えるときにある見方をするのが当たり前、という考え方を
せずに、その見方そのものをもっと俯瞰した形で見直す観点を
持つことも重要だということです。

日本人の教育はレベル3までの知識の集積に偏った傾向が強く、
欧米諸外国の教育レベルからかなり置いてきぼりを食らっています。

現に、日本の大学の世界におけるランキングは英国の教育関連情報誌
タイムズ・ハイヤー・エデュケーションが発表したデータ、
世界大学ランキング2022によると、発表 東京大学が35位日本は
100以内に2校しか入っていません。

この体たらくは、現在の日本の経済や国力を如実に表わしています。

知識の暗記教育に偏重した教育システムそのものを変えていかないと
日本の凋落はますます加速していきます。

ディベートを重視した双方向の教育を義務教育レベルから取り
入れないと真の国際人は育たないと言えます。
語学教育の問題ではないところに早く気づかないといけません。


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