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ゼレンスキー大統領の名演説には優秀なスピーチライターが存在した!

以前、TwitterとFacebookでつぶやいたのですが、ウクライナの
ゼレンスキー大統領の各国の国会での演説のコンテンツには、
スピーチライターの存在をほのめかしたのですが・・・

そのときは、プロの演出家である奥様、オレーナ・ゼレンシカ
さんではないか?とかってに思っていました。
しかし、エンターテイメントの世界とは違うのでしょう。私の
勝手な思い込みでした。

ウクライナ国民の士気を奮い立たせ、世界に対しては各国の
歴史を踏まえたスピーチで心を揺さぶっている演説の内容に
自国ばかりか、西側諸国の人たちがかなりの人たちが感動して
いました。

最近、やはり優秀なスピーチライターがいたことが判明しました。

文学的で芸術的な大統領補佐官が「スピーチライター」

元ジャーナリストで、政治アナリストで、ツイッターのフォロワーは
200人未満しかいないドミトロ・リトヴィン氏です。
やはり、エンターテイメントの演出家の奥様ではなかったようです。

たとえば、
ウラジーミル・プーチンはわが国を5日で制圧できると考えていたが、
いまや「現実とお友達になる」ほかない状況に追い込まれていると
台頭量に言わせました。

ゼレンスキーは数日前にロシア軍の巡洋艦「モスクワ」が
ウクライナ側がミサイルで沈没したことにも触れました。
ゼレンスキー大統領は「ロシアの軍艦でも・・・海底に沈み得ること」
を証明してくれたと、かなり長い間合いを入れてドラマチックに
ウクライナ軍をたたえました。

また、米国の議会では、日本によるハワイのパールハーバー奇襲作戦、
英国議会ではチャーチル首相の議会演説を引用して「英国人が
ナチズムに対抗したように、ウクライナ人もロシアから自国を守る」と
語りました。

これらの演説のコンテンツを構成したのが、ドミトロ・リトヴィン氏
なんです。

リトヴィン氏は、大統領を以下のように語っています。
「大統領はいつも何をどのように言いたいのかわかっています。
最も重要なのは感情です。大統領は間違いなく感情と言葉の論理の
著者であります」

さらにチーム・ゼレンスキーはポップカルチャーも熟知しており、
この戦争を「光と闇の戦い」として見せているといわれます。

善悪の判断で、おもしろいたとえがありました。
映画や小説でおなじみの「ロード・オブ・ザ・リング」を引用して
戦場では、ロシア兵はオーク(怪物)であり、プーチンは悪の権現、
冥王サウロンだと言っています。

善悪、正義はどちらにあるかは別にして次世代をになう子どもたちの
ためにも、一日でも早く平和的な解決をしてもらいたいものです。

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