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ワクチンの素朴な疑問

コロナ禍が3年目に突入で一向に収束の兆しが見えないどころか、
日本ではマスク、4回目のワクチンを実施しているにもかかわらず、
第7波として世界でいちばん感染者が多いことにどうして日本人は
疑問に思わないのでしょうか?

私自身は、当初からmRNAワクチンに対しては、懐疑的でした。
そのためワクチン接種を最後まで抵抗していたのですが、家族の
圧力に負けて、武漢肺炎のアルファ株、デルタ株がパンデミックを
起こしていた去年に2回、ワクチン接種を余儀なくされました。

しかし、今年あたりからオミクロン株が流行り出し、重症化と
死亡が極端に少なくなったことで、従来のワクチンに対して以前
よりさらに懐疑的になりました。

そのため、3回目以降は打つのをやめました。
その理由を精査してみると、まずインフルエンザワクチンのことを
考えてみました。
そもそも、インフルエンザワクチンは、毎年接種している人が多い
ですが、どうしてでしょうか?

それは、
毎年、インフルエンザウイルスの株が変異してその年に流行する
ウイルスに対応するワクチンを接種しているからです。

つまり、コロナウイルスは、その変異が年単位ではなく、頻繁に起き
ているという事実を認識している人がどれほどいるのかはなはだ
疑問です。

そして、これが決定的ですが、日本でも10月からオミクロン株に特化
した枠クチン接種が開始されるという事実が明らかになったことで、
今までのmRNAワクチンはオミクロン株には、効果が極めて少ないことの
エビデンスを製薬会社自身が示したことになるのです。

また、日本は、従来のワクチンの在庫が5億回分余っています。これらは
すべて国民の税金でまかなっています。ワクチンは生ものなので、
接種しなければ廃棄することになります。

民間企業でこんな不良在庫を抱えることになったら、いっぺんで
その責任者はファイア(首)です。いっぽう、国は誰も責任はとりません。

そして以下の事実を知っている人も極めて少ない。

それは、
10月からオミクロン株に効果があるとされるワクチンは現在、国内外で猛威を振るっている「BA.5」系統ではなく、最も初期のオミクロン「BA.1」系統をベースに設計されているのです。

今現在、英米で流行が始まっている「BA.4.6」と、インドでBA.2から派生した「BA.2.75」ケンタウロス株に特化したワクチンは8月から欧米では
認可されて接種がはじまっています。

日本は認可制度の問題ですべて周回遅れになっているのです。そして
厚労省のホームページを見ている人もほとんどいません。
ワクチンは壮大な規模の臨床実験であると書いてある事実を知っている
人もほとんどいません。

自分で調べて頭で考える人たちがいかに少なくなっているか?
この国の将来がほんとうに心配です。

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