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ビジネスは消費者の顕在意識と潜在意識を満たすことで爆発する!

ビジネスは、消費者やユーザーが「何か満たされない」今のままでは不便」「もっと良いモノが欲しい」などのニーズに対して、それを叶えてあげる
ところに成立します。

そして、ニーズにはあなたが自覚できている顕在意識のそれとあなたが
すでに「もっと、こうだったらいいのに」と感じている漠然とした
何かを満たしてあげることで爆発的な売れ行きにつながります。

たとえば、消せるボールペンで一世を風靡した
パイロットコーポレーションのフリクションペンはご存じですね。
「ボールペンの書いた文字がその場で消せればいいな」という
顕在意識化のニーズが大ヒットした要因です。

もう一つは、あなたがまだ自覚できていないニーズである潜在意識化の
ニーズです。こちらはいわば「未来のニーズ」であり、リサーチでは
ほとんど発見できないものです。

たとえば、
iPhoneがその未来のニーズを満たした典型です。スマートホンの価値を
見いだせず、ガラケーに満足していた日本のメーカーは遅れをとって
しまいましたが、ユーザーには潜在意識化では、「もっと画面が
広ければいいのに」「携帯型の小型のコンピュータがあったら
いいのに」という顕在化しない隠れたニーズがあったのです。

スマホだからこそ実現できるこれらの価値について「こんなに便利になる!」と分かりやすく伝えることで、ユーザーに容易に未来のニーズを
満たしてあげたことが大成功の要因です。

日本のメーカーはガラケーに固執してそのニーズをくみ取ることが
できなかったためにアップルに先を越されてしまいました。

ソニーは、ウォークマンで成功した隠れたニーズ、「歩きながら音楽が
聞けたらいいのに」にすばやく反応できた時代があったのにほんとうに
残念です。

「今のニーズ」と「未来のニーズ」、それぞれの「満たされていない何か」を探すことで大ヒット商品やサービスを生み出すことができるのです。

「未来のニーズ」と言えば、提供している側もまったく予期していなかった
ニーズが開拓された典型的な例があります。

それは、サイゼリアがコロナ禍を受け、現金の受け渡しによる対人接触を減らすために値上げを行ったことで顕在化しました。

当初、想定していたことはまったく逆の現象が現れました。サイゼリヤ側が驚いたのが、値上げしたにもかかわらず客単価が上昇したこと。

プレートの単価、たとえば299円などの端数に設定していた価格を
1円値上げし、300円など、50円単位のキリの良い価格に変更した
ことで「ちょうど1000円」を狙って注文する顧客が増加したという
消費者側からの思いもよらないゲーム感覚の注文方法が出現しました。

「サイゼリヤ1000円ガチャ」などと呼ばれ、これが客単価を
上昇させる要因になりました。ゲーム性が消費アップに結びつく
ほんとうに格好の事例です。



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