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今年のNHK紅白歌合戦の出場歌手をどのくらい知っていますか?

今年も一ヶ月あまりであとわずかになりました。この季節になると
NHKの紅白歌合戦が話題になることが多くなります。

そして、今年も11月16日、大みそかに放送される
「第73回NHK紅白歌合戦」の出場者が発表され、現在もネット上に
はさまざまな声が飛び交っています。

中高年からは、出場歌手の半分も知らないとという声、選考基準に
疑問を呈する声、そしてNHKに対する批判などが喧しくなっています。

SNSからのコメントで、今年は特に7~8割がネガティブな声で占められ
るなど、まさに大荒れ状態になっています。不満の声が多いのが
気になります。

「中高年層はそもそも無視されているのか?」「若者に媚びているのか?」
否、年齢層には本質的な意図はないと言えます。
なぜなら、絶対的に視聴率を稼げるコアなファン層を掴みたいという
目論見が透けて見えるから。

それは、ジャニーズ事務所が6組、韓国事務所系が5組の一大勢力を
占めていることに如実に表れています。
いまや、演歌の歌手では視聴率は取れないと思っているのでしょう。

人々の趣味嗜好が細分化された今、万人を満足させることは不可能に
なっている現代においても、7~8割がネガティブな声を上げている
現状において、納得できない根深い問題を抱えているからではないで
しょうか?

政治でも説明責任という言葉が飛び交っています。NHKの紅白出場
歌手の選考基準も極めて曖昧で選考の意図や交渉の過程がほとんど
情報公開されいないのと同じ体質があります。

選考基準
1.今年の活躍の度合い
2.世論の支持
3.番組の企画・演出
以下のデータを参考資料として検討のうえ、総合的に判断している。

世論の支持に関しては、極めて少ない人数による電話とWebによる
視聴者アンケートで決まっているのこと。

抽象的な選考基準で情報公開がされていないという声が紅白の選考
ばかりでなく、NHKの番組や視聴料の徴収、職員の高給の問題など、
NHKそのものの存在価値に関わる批判にまで発展しています。

そうした批判のくすぶりが政治にも反映してNHKを真っ向から批判する
政党が支持は多くないながらも一定程度いることは、NHKの体質を
快く思っていない層の受け皿になっています。

紅白歌合戦の出場者発表にまつわる不満は、一方的に押しつけられて
いる感じと説明責任が不足していることが、NHKの事業そのもの批判に
転嫁しているように見えてしかたありません。


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