【閑話休題04】東日本大震災から9年…

2011.03.11 東日本大震災から9年の月日が経過した…

今思い出してみると、実は私の中では「予兆」があった。

2011.03.10 快晴。
会社で仕事をしていた私。
ちょうどその日は、九州新幹線全線開通記念を翌日に控え、余興である航空自衛隊「ブルーインパルス」による航空ショーの最終練習が行われるとの事で、社内の窓から外を眺めていた。
色とりどりの飛行機雲が、青く澄み渡った空になびいている。

「綺麗だなあ」
そう思った瞬間…

「ドン!」

物凄い鈍い音が、フロアに響き渡った。

一瞬私も驚いて、何事かと思い、辺りを見渡した。

窓ガラスにべったりと液体らしきものが…

カラスが窓ガラス目掛けて飛んできて、窓ガラスに思いっきりぶつかったのだ。

私もそんな光景を見た事がなく、ただ驚くばかりだった。

その翌日に発生した東日本大震災。

今となっては、あのカラスの行動は、自然災害に対する何かの予兆だったのか?
自然界の何かを…その日は感じた。

当然のことながら、九州新幹線全線開通記念式典も、ブルーインパルスも中止になった事は言うまでもない。

あれから9年、ふと思い出したので書いてみた。

あれから9年、改めて被災によりお亡くなりになった方への哀悼とともに、自然災害について今一度考えねばならない日となった。