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相続への備え_家計の金融経済教育

こんにちは。まさはしです。

本日の、金融経済教育。「相続」について考えてみましょう。
相続、相続税、というと、多額な資産を保有する人々の問題、と思いがちですが
実は、生きていれば、万人誰もが関わる手続き、という点、先ずは抑えて下さい。

そして
相続への備え、と一言で括るも、二つの観点があり
一つ目は、前述の通り、多額な資産を、どう次世代に引き継ぐか、出来ることならば節税を、、、という備え。
そしてもう一つは、その手続きをより円滑に遂行する為の備え。
こちらは、資産の多寡は問わず、どなたにも必要な事です。

さて
前者の節税という観点。
遺産から【基礎控除額=3,000万円+600万円×法定相続人の数】
を引き算。
この基礎控除を超える場合には
・非課税の生前贈与
・課税の生前贈与
・生命保険金の非課税枠活用
などを検討していきます。


続いて
後者の円滑に、といういう観点です。
何よりも、遺族が争うことなく、心穏やかに、という事が大切。
法律上、確かに、遺留分という保証されている相続分があります。
ですが
遺留分減殺(保証されている相続分を取り返す手続き)をもって
手続きが為された後
その後の人間関係はどうなのか。
こんな時こそ、日本人特有の「お金じゃない」美徳が活きる時。
遺族全員それぞれが、心から納得し、感謝しながら継承することが大切、と思っています。

その為には
遺す人が、生前、しかも、元気なうちに考える。が重要。
基礎控除額、法定相続分、遺留分、などの仕組みを知り
遺す側が、後々のトラブルを防ぐ。


人間は、いつか必ず、寿命を迎えます。
その時に、どうしていたいか。誰に何を遺したいか。
先延ばしせずに考える。
そして、遺された相続人が、心穏やかに暮らせる準備。

このコロナ禍で
人の一生の儚さをより感じる毎日です。

家計を整える。
真剣に取り組みたい方
どうぞ門戸を叩いて下さいね。


#家計の金融経済教育

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