マガジンのカバー画像

Blenderマガジン

119
Blendetを利用していて、見つけたTipsや研究記事を掲載しています。
運営しているクリエイター

#リグ

【Blender】IK設定時のひと手間を省く

ポーズモードの3Dビューポートで、ショートカットキー:Ctrl+Shift+Cを押して表示されるメニューコンストレイントを追加(ターゲット付き)を利用してIK設定すると自動的にターゲット設定してくれる。 これで、ターゲットボーンの設定を省くことができる。 ターゲットボーンの設定とは、プロパティ>モディファイア>IK>ターゲットの設定のこと。(下図参照)。 以上。 ■関連記事

【Blender】ボーンとリグをレイヤーに振り分ける

ボーンやリグを非表示にしておきたい場合は、ボーンレイヤーを利用すると便利。 まず、ポーズモードに切り替えた後、下記の編集を行う。 ボーンやリグを選択した後、ショートカットキー:Mを使用して任意のレイヤーを選択。(ボーンレイヤーを変更ウィンドウが開く) オブジェクトデータプロパティ>スケルトン>レイヤー のマス目をクリックして有効にする。再度クリックすると無効になる。また、複数レイヤー選択は、SHIFTを押しながらクリックする。 リグやボーンを選択した後、マス目をクリック

【Blender】ボーングループとカスタムシェイプ

モーション作成時、リグをピック(選択)しやすいようにリグのカスタマイズを行うと作業効率が向上する。 ボーンをカスタムシェイプに差し替える時は、ポーズモードに切り替え、ボーンプロパティ>カスタムシェイプ で設定する。カスタムシェイプは、オブジェクトモードで追加>エンプティで、用意されてる種類から選択する。 もし、好みの形状がない場合は、別途、自分オリジナルのメッシュを作成し、それをカスタムシェイプとして指定することも可能。 ボーンのカラー設定は、ポーズモードに切り替え、オ

【Blender】ボーンの名前を一括変換する

Blenderには、テキストエディターの検索と置換と同じような機能がある。 メニューバー:編集>名前を一括変換 を利用する手間が省ける。 選択したボーン名に接尾辞「.L」を追加できる。 ※必ずData Typeをボーンに設定してから実行。 全てのボーン名から接尾辞「.L」を取り除くことも可能。 文字列の検索と置換設定で。置き換え欄は何も入力しない状態。 ※必ずData Typeをボーンに設定してから実行。 ■関連記事

【Blender】ボーン構成の自動リネームと対称化

アーマチュア>名前>自動リネーム(左右)を実行すると、ボーンの名前の接尾辞に「.L」が付与される。 続けて、アーマチュア>対称化 で右足のボーンを複製する。(自動的にリネームも実行され、ボーンの名前の接尾辞は「.R」に差し変わる) 【トラブルシューティング】 ボーン名の接尾辞に「.L」,「.R」が付与されていないボーンは、対称化されない。対称化したいボーンは、事前に自動リネームで処理しておく。 (手動でリネームしてもよいが、手間がかかるので)。 ■ミラーモデファイアとの比

【Blender】ボーンの名前や座標軸を表示する

編集モード、ポーズモードで利用可能。 オブジェクトデータプロパティ>ビューポート表示 で、名前や座標軸の設定を有効にする。 ■関連記事

【Blender】移動、回転、スケール値をリセットする

ポーズモードで、ポーズを付けた後、ボーンを元の状態に戻したい時に便利。下記のショートカットキーを使用する。 ボーンを全選択してからショートカットを使うと一気にリセットできる。 部分的にボーンを選択してからリセットしてもよし。 Undoの回数制限を気にすることもなし。 ※全リセットする場合は、全選択してからAltを押しながらG,R,Sを同時おしでも効いた。(G,R,Sとキーを順番に押さなくてもよい)。 ■関連記事

【Blender】検証と考察:ボーンの適切な軸方向、回転軸

今回は、適切なボーンの回転軸を検証した結果を共有。 仮説を立てて自分なりに調べたものだが、まだまだ研究の余地あり。 ボーン構成を行う際、適切なボーンの回転軸を設定せよ、と言われるが、Blenderのボーンにおいて、適切な軸方向と回転軸は何なのか検証してみる。 <Blender 2.83.4> ■「前提」と「適切な軸方向と回転軸」の定義Blenderのグローバル座標の正の方向、負の方向は、下図の通り。 そして、ボーン構成時、ボーンの回転軸は、下記の定義を行う。 ・基本ボ

【Blender】改良)シンプルなボーンとリグのつくり方

引き続き、ボータンとリグの研究を進める。 チュートリアル動画で、別のやり方も見つけたので紹介。 ボーンの手首、足首が分離しないので、こちらの手法の方がよいかも。 <Blender2.83.4> 関連記事はこちら。 ■前置き今回は、下半身の一部のボーン構成とリグだけ説明。 設定を完了すると下図のような動作になる。この手法は、足首が分離しないが、ボーン構成が少し異なること、回転系のコンストレイント設定を1つ追加する必要がある。あとは前回のやり方と大体同じ。 ■ボーン構造作成

【Blender】シンプルなボーンとリグのつくり方

さくっと作成できるシンプルなボーン構成とリグを紹介。 今回は、下半身範囲の紹介だけだが、上半身にも応用できるはず。 <Blender2.83.4> 関連記事はこちら。 ■前置き:モードの行き来各モードを行き来して、編集を進める。 特に編集モードとポーズモードは頻繁に行き来する。 ※ポーズモードにした後は、TABを押すだけでポーズ⇔編集モード間を行き来することができる。 ・オブジェクトモード (アーマチュア作成) ・編集モード     (ボーン構成作成、ペアレント設定)