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マイクラ創作コンテスト「#マイクラと私」の審査結果を発表します!

4月30日から1ヶ月弱の間、ゲーム「マインクラフト」について語る「#マイクラと私」投稿コンテスト。期間中(4/30-5/22)には、473件の作品をご応募いただきました!マイクラ愛にあふれたすばらしい作品を投稿いただき、ありがとうございます。

noteでの応募作品一覧は、こちらをご覧ください。

審査員である雨栗さん・タツナミシュウイチさん・だんぼーるさん・マグネティック天然プリンさんの4名と、noteゲームカテゴリディレクター須山奏さんによる選考の結果、下記のように受賞者が決定いたしました。審査チームからのコメントとともにご紹介します。

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大賞

<建築フォト部門>

■おうち旅「旅の準備から旅しよう!」

作品全体として色合いが柔らかく、可愛らしさを感じるデフォルメがとてもお洒落な作品です。部屋の中にはカラフルな小物や家具がたくさん配置されていますが、不思議と統一感があり、それがお洒落な雰囲気に繋がっています。総合的に完成度が高い一枚です。
また、引き出しの隅に落ちる影、ソファのキルティングなど、細かい部分までこだわりが感じられます。
「家の中で旅を楽しむ」という明るく楽しいコンセプトということもあり、旅の計画を立ててウキウキしている様子が浮かび上がってきました。
これを1枚のスクリーンショットの中で伝えることができる表現力に脱帽です。作品の中にマインクラフトのキャラクターが隠れているという遊び心もあり、何度見返しても新鮮な気持ちで楽しめる作品です!

<イラスト部門>

■旅

色づかいがカラフルで、個性的な作品だと感じました。自由な表現をしているのに旅というテーマにしっかり沿っていて、マインクラフトの特徴を生かしたイラストであることもちゃんと伝わってくるのが素晴らしいと思います。パンダや並んでついてくるオオカミなど可愛らしいモブが描かれている一方、旗の柄の部分が骨になっていたり、トロッコが宇宙まで繋がっていたりなど、独特で素敵な世界観もたくさん詰まっています。カラフルな世界を楽しく旅している様子が伝わってくる作品でした!

<体験記部門>

■制約の中の自由

父と娘のマインクラフト体験記ということで、親子で楽しそうに遊んでいる情景が目に浮かぶ内容でした。また、GW中にお子様が楽しみにされていたイベントが中止になり、代わりにマイクラワークショップを企画されたお父様の企画力・行動力が素晴らしいです。制約がある中で、マインクラフトを使って楽しもうとする姿勢には見習うべきところがありました。「制約された世界の中で、わたしたちに自由をくれた」というフレーズも素敵、かつ、マインクラフトへの愛情を感じさせてくれたので、本記事を大賞とさせていただきます。

審査員特別賞

■列車の旅、連なる七景

1枚のスクリーンショットとしての完成度が非常に高い作品です。
奥にある物はあえて小さく表現することで遠近感を強調したり、描画距離を調整し、わずかに靄がかかるようにすることで奥行き感を強めるという手法を使っているように見えます。この角度、この位置で撮影しなくては本来の魅力を発揮できないという計算されつくした作品だと感じました。 (雨栗さん)


■宇宙旅行

手前と奥の遠近感を使用した構図の作品は多くありましたが、この作品ほどギャップを見せ感じさせてくれた作品はありませんでした。 あえて手前の少女はブロック感を残してマイクラらしさを出し人間の粗削りな造形で人の息遣いをも感じさせてくれましたし、逆に奥の背景はこれでもかと言わんばかりの緻密さと輝きで壮大な宇宙空間を描いてくれました。少女が乗っている列車の行く先に待っているのは、見たことの無いワクワクするような旅なのか、想い人が待つ懐かしい故郷なのでしょうか。 この作品は、まさに「魅せてくれた」と言っても過言ではありません。(タツナミシュウイチさん)


■夏に旅をして。

インパクトのある構図にやられました。
敢えて新幹線の小さな窓で縦位置に風景を切り取った、その切り取り方が頭一つ抜けていると思います。
リアルに作りこまれた新幹線の窓とペットボトルのお茶がとても説得力ありますよね。新幹線の座席に座っている感じでちょっとだけ前に向いた視点になっているのもリアルで、新幹線に乗っている気分になりました。
ペットボトルに水滴ついてそうだなー。で、ちょっと寝て起きるとぬるくなってるやつ。首痛くなって喉からからになるんだよなー。
列車にのってぼーっと景色を眺めるのは私個人にとって至福の時間なのですが、その気持ちを思い起こさせてくれたこの作品に感謝です。(だんぼーるさん)


■南の海へ

とてもきれいなイラストですね!マインクラフトらしさをほぼ忠実に再現しつつも、随所にオリジナルの工夫が見られてそのバランスが絶妙だなと思いました!この世界のアレックスはインスタやってそうですね!ストーリーもめっちゃ更新しそう。なんならVlog系のYouTubeもやってそう。すきです。(マグネティック天然プリンさん)


■帰還

マインクラフトは、自分で世界を0から創造できるので、続ければ続けるほど愛着がわいていきますよね。
最初はただの「スティーブ」だったキャラも、いつしか「自分の分身」になっていき、世界は「ランダム生成されたブロックの塊」から、「自分が過ごしてきた足跡が詰まった場所」になります。
短い文字数の中で、日常とマインクラフトの境目・没入する感覚、マインクラフトへの愛情を感じさせてくれた本記事を審査員特別賞とさせていただきました。(noteゲームカテゴリディレクター 須山奏さん)

優秀賞

<建築フォト部門>

<イラスト部門>


<体験記部門>

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「応募者プレゼント」に当選された方には、マイクラ創作コンテスト事務局より、noteの「クリエイターへのお問い合わせ」機能を使用して直接ご連絡させていただきます(2021年6月下旬予定)。

投稿期間は終了しましたが、この機会にぜひマイクラで遊んでみていただければと思います。

ほかの投稿作品についても、以下URLよりぜひご覧ください。

コンテストを振り返って

以下、審査員のみなさまからのコメントです。

▼雨栗さん
多くの方々が同じ『旅』というテーマを元に建築されたにもかかわらず、一人一人が異なった表現の仕方をしており、似た作品は1つもありませんでした。 この「誰もが自分のオリジナリティを表現することが出来る」という自由度こそが、マインクラフト建築の魅力だと改めて思います。
審査をしていく中で、本当にたくさんの方々の旅の楽しみ方が知れて私自身の世界も広がったように感じます。
今回機会をくださったMinecraft Japanさん、応募者の皆様、本当にありがとうございました!

▼タツナミシュウイチさん

今回のコンテストも私の中での採点判断基準は非常に多岐にわたりました。技術的に素晴らしいもの、デザイン的に素晴らしいもの、絵画のようなスクショ、写真のようなスクショとどれを取っても甲乙つけがたい作品ばかりでした。それだけ数多くの表現を可能にしてくれるのもマインクラフトの懐の大きさなのでしょうか。そしてクラフターの皆さんの多岐にわたる表現は非常に素晴らしく今後の可能性にもワクワクしています。今回も嬉しい悲鳴をあげながら採点させて頂きました、ありがとうございました。

▼だんぼーるさん

マイクラ建築がきっかけで旅行が趣味になったという奇特な経歴を持つ私は、今回のお話をいただいてノリノリでサンプル作品の制作を始めました。
ところがいざサンプル作品に取り掛かって感じたのは、「旅」というテーマを1枚のスクリーンショットで表現することの難しさでした。
単純に風景を作っただけではなかなか「旅感」が出ず、イメージさせる小物を置いたり構図を工夫したり、
そうすると普段使わないような縮尺で建築しなければならなくなったり……。
参加された皆さんもかなり試行錯誤されたのではないでしょうか。

その試行錯誤は、間違いなく実ったと思います。
応募された皆さんの作品それぞれから、とても多様な旅の形とそこでの感動が伝わってきました。

何より、一つひとつの作品を拝見していて、段々と心が明るくなってきた自分がいました。
あぁ、自分は旅が大好きなんだなあ。そう再確認できました。
やはりマイクラ建築には人の心を動かす力がある。
マインクラフトというタイトルの懐の深さと、ユーザーコミュニティの創造力や可能性を改めて実感したコンテストでした。

マインクラフトとユーザーコミュニティの力を示してくれて。
そしておそらくは、旅が好きな人々の心を少しずつ明るくしてくれて。
本当にありがとうございました。

▼マグネティック天然プリンさん

マインクラフトというゲームが持つ創造性の高さを、みなさんのイラスト作品からも感じることができました! 今回みなさんの素敵な作品から、わたしもたくさんの刺激をもらい、それを今後の創作活動に活かしたいなと思いました。 今回機会をくださったMinecraft Japanさん、応募者の皆様、ありがとうございました!

▼noteゲームカテゴリディレクター 須山奏さん

マインクラフトをβ版から遊び続けてきた1人のゲーマーとして、このような企画を立案、運営、審査と、最初から最後まで関われたことを大変嬉しく思っています。
ご応募いただいた全ての作品を見させていただいて、日本のマイクラプレイヤーの創作への熱意を強く感じました。
少しでも参加者の方々の、マイクラライフの一助になれたのであれば嬉しく思います!
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!






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