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バレるとわかっていたら誰も嘘なんてつかない。勝算があるから嘘をつくのだ。つまり、相手のことを下に見ている。こいつなら騙せるはずだ、と。 たまにカントリーマアムを食べるとその小ささに驚く。それでも美味しいから二つ目に手を伸ばすとあらためてその小ささに驚く。何度でも驚きが味わえる。過去のCM映像を見ると僕のイメージは1985年あたりで固定されているようだ。 べつに怒ってはいない。原材料費や人件費等のコストとの兼ね合いもあるだろう。もっと単純かつ直接的に利益率を上げたいのでも構
恋愛観は人それぞれだろうが、要点は三つあると思っている。 好きという気持ち 恋愛感情に限らず、人や物を好きになるのは人間の本質である。何が好きで、何が嫌いかによって人格は形成されている。好きになるのに理由なんていらないし、制限される謂れもない。好きになることが罪だとしたら、更生させるには洗脳して人格を変えるしかなくなる。 他の誰かが傷つく 好きが行為に発展すると誰かが傷つく可能性が出てくる。ショタやロリが好きでも誰も困りはしないが、実際に手を出すと問題になる。罪を問う
幼い頃、団地の子供たちと公園で砂遊びをしているとポツリポツリと雨が降り始めた。誰か一人が帰ると言い出したのをきっかけに皆それぞれの家へ帰っていった。 雨は1時間もしないうちに止み、ふたたび日が差すようになると先ほどのメンバーが自然に公園へと戻ってきていた。 「7号館に虹が出てるんだって」 誰かが言った。僕は見上げるほど大きな光の柱を想像した。地面から青い空に向かって弧を描きながら生えている七色の虹を思い描いた。言うまでもないが、実際にはそんな光景は見られなかった。7号館