マガジンのカバー画像

金銭感覚

26
お金は上手につかいたい。不定期更新。
運営しているクリエイター

2024年4月の記事一覧

起きて半畳、寝て一畳

↑前回のつづき それでも車の免許があったら楽しいかもしれないと思っている。是が非でも欲しいとまでは行かないが、乗り物酔いの元凶として車を忌避してきた今までの態度からすれば120度くらいの方向転換といえる。 以前の記事で家に固執する必要がないと気づいてから車中泊という選択肢が視野に入るようになった。昨今のキャンプブームの流れでも注目されているが、べつにアウトドアで「うぇーい」したいわけではない。 車にはなるべく乗らないように、乗ったとしても早く降りることばかりを考えていた

お金で買う知識

前回に続いて運転免許の取得に30万円かかるという現実をあえて飲み込まずにじっくり味わっている。乗り物酔いの件は置いておくとしても、知識をお金で得ることに少なからず抵抗がある。 それが悪いことだとは思わないし、むしろ有用なのはわかっている。「知っている」と「知らない」の間には無限の高低差があって、その価値はプライスレスだ。値がつけられないものをお金で買えるなら安いともいえる。 ただ、そのプライスレスはネット上にもゴロゴロと転がっていて無料で手に入る。教本に載っている知識はお

自分で運転すると酔わない説

遠くを見ていれば酔わない説は簡単に否定できる。実際に試すことができるからだ。視覚と平衡感覚のズレが問題なら目を瞑れば済む話でもある。人によっては効果があるのかもしれないが、僕の助けにはならなかった。 予測できない加速度の変化が原因だという指摘もある。だから自分で運転すれば酔わないとか、そうやって車の挙動に慣れることで他人の運転でも酔わなくなるとか言われる。 これは有望な気がする。毎日同じ区間の電車に乗っていても酔う時と酔わない時があった。体調にもよるのだろうが、大抵の場合

金の亡者

前回のつづき 嫌儲というネットスラングがある。読み方は人によって違うが、儲け主義を嫌うという文字通りの意味だ。 金の亡者、あこぎな商売、守銭奴などお金儲けに批判的な言葉は多くあれど、そうした言葉を口にする人たちを端的に表す言葉はなかったように思う。ひろゆきさんによる造語だそうで流石というか何と言うか。 生きるためにお金は必要だ。衣食住だけなら頑張れば自給自足できるかもしれない。しかし、他人の創造性からしか摂取できない栄養素が存在し、欠乏するとオタクは死ぬ。その他人にも生