マガジンのカバー画像

それでも共存するために

35
争いのない世界について不定期に妄想します。
運営しているクリエイター

#SDGs

宇宙船地球号の嫌なところ

↑前回のつづき 文脈によって解釈は多少変わるようだが、要は「同じ船に乗っている者同士で仲良くやりましょう」ということらしい。理屈としては何も間違っていない。 ただ、素直に「うん、そうだね!」という気持ちになれないのは正論の圧を感じるからだ。どんなに正しくても強要されるなら抵抗したい。しかし、逃げ場はない。 「嫌なら降りろ」と言われているように感じる。このセリフの後には「出来るもんならな」が続く。ニヤニヤとゲスな笑みを浮かべてそう(妄想)。 SDGsにも同じような嫌悪感

最大公約数は元の数を超えられない

↑前回のつづき 純粋で均一なものを扱う前提ならシステムは大幅に簡略化できる。一部の例外に対応しようとするからコストが嵩む。人類全員が右利きなら色々なことが円滑に効率よく運ぶだろう。 自分で書きながら危なっかしい内容にヒヤヒヤしている。優生思想を礼賛する意図はない。穏便な例として左利きをテーマに選んだのに「ぎっちょ」が地域によっては差別用語にあたると知って暗い気持ちになった。 ググっても詳しい経緯はわからなかったが、やはり少数の例外が忌み嫌われたのだと思われる。みんなと違