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Twitterの仕様変更はデマ?詳細まとめ

本日、Twitterのトレンドに「 Twitterの仕様変更 」が朝から上位に入っているのはお前も目にしてるんじゃねえだろうか。

気になってツイートを辿ってみると、どうも以下の問題についてのつぶやきが占めているみたいだな。

Twitterの仕様変更でURL付きのツイートがタイムラインに表示されにくくなっているらしい

そう、あくまでも「 らしい 」わけだ。そこで、ちょっと詳細を調べてみたから興味があるなら見てってくれよな。

Twitterの仕様変更といわれているもの

ユーザーからTwitterの仕様変更といわれているものは主に以下の通りだ。

● ツイートやリプ、ブックマークをした時の通知
● URL付きのツイートはタイムラインに表示され難い
● 対して、画像付きのツイートは伸びやすくなっている

ざっと見た感じ大体のツイートがこの3つのうちのどれかで、特に2番目の「 URL付きツイートはタイムラインに表示され難い 」ってのが多かった印象だな。

ちなみに、画像付きツイートに関してはTwitter社が公式に「 反応を得やすい 」とアナリティクスで言ってるし、何を今更ってのが正直な感想だな。


URL付きツイートについてはユーザーの勘違い?

これに関してはYahoo!ニュースにも掲載されたが、Twitter社の公式発表をユーザーが勘違いした( または、バズらせるために意図的にデマを流した )可能性が高いぜ。

ことの経緯はこうだ。

先月にTwitter社が「 リンクをブロックするための取り組み 」について発表。内容は簡単にいえば「 リンク先が社会通念上不適切な場合は制限をかけるよ 」って感じだな。

ブロックされたリンクを含んでツイートしようとすると、「 このリンクはTwitterまたはパートナーによって有害なウェブサイトと認識されているため、操作を実行できません。詳細はヘルプセンターをご覧ください。 」というエラーメッセージが表示されるようになっているぜ。

これをどう曲解したのか、「 リンク付きのツイートをするとタイムラインに表示され難くなる 」って認識されちまって、それがトレンドにも載ったってのが大まかな流れだ。


実際にリンク付きと通常ツイートでは違いがあるのか

とはいえ、それでも不安だって奴もいるだろう。トイレットペーパーのデマ拡散もデマだと報じられたにもかかわらず収束するまでには時間がかかったからな。

ということで、ほとんど同じツイートを2つ作って、片方にはリンクを付け、もう片方にはリンクを付けないという形で検証してみたぜ。

同じ時間帯にツイートをして、かつ、4時間後くらいにそれぞれを同時にリツイートすることでフォロワーさんに認識される機会をなるべく平等に用意させてもらった。

URL付きツイート

URLなしツイート

まず、単純に「 いいね 」の数だけ見ると、約2倍も差がついているのがわかると思う。

ただし、これはほぼ似た内容だったことから、片方だけ見て2つ目は目に入らなかったからという可能性もあるはずだ。

そこでインプレッションを比較してみたところ、URLありとなしとでは約1.8倍の違いがあったんだよな。つまり、URLありのほうが認識され難くなってたことになる。

ただし、同じように検証してる人の中には、URLありのほうがなしのものの2倍近くにまでなっていたものもある。

もっとも、このアカウントはVtuberだったので、URL( Youtubeのものだった )がついているほうが反応が良かった可能性もあるんだよな。


以上のことから言えるのは、必ずしもURL付きだからという理由だけで表示され難くなる( 反応が得られ難くなる )わけではなく、アカウントの運用スタイルによって差が出ているだけってのが実態なんじゃねえかと思う。


おわりに

今回のケースのように、Twitterでは度々「 憶測だけで情報が行き交う 」ことが起きる。

その都度本当かどうかを調べるのは確かに手間ではあるが、それで踊らされて間違った運用をしちまうほうがより損するのは明白だよな。

安易に鵜呑みにするんじゃなく、まずは情報の正確性を疑う癖をつけてくれ。

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