にぼしいわしとの邂逅

Aマッソにすっかりハマった私は、冠ラジオ『Aマッソの両A面』を毎月聴き、コーナー『イルカも泳ぐわい』にせっせと投稿していた。

両A面ににぼしいわしがゲスト出演した回もリアルタイムで聴いていた(2021年6月)。
YouTube同時生配信という試みで、にぼしいわしは主にYouTubeでの出演だったが、同時に聴けず途中からはラジオのみに切り替えた。(YouTubeはアーカイブが残っていないので今思えばもったいない)
にぼしいわしのお二人の顔と名前を認知したのはこのタイミングだった。

認知していたものの、ネタを初めて観たのは『WEST ANTSの道場破らせてください』(2021年7月)だった。
対戦形式のライブで惜しくもAマッソに敗れたにぼしいわしだったが、Aマッソの発言通り「アウェイで票数僅差での負けは実質勝ち」と言って良い面白さだった。
アーカイブ視聴で投票できなかったが、もし投票できたなら、にぼしいわしに入れていた気がする。

ところで両A面は月一回のラジオ(+ radiotalk)生放送と、週一回のradiotalk配信があった。
radiotalkアプリを開くと、おすすめ配信として『にぼしいわしの懇談会』がたびたび出てくる。
聴いてみたところ、これもまた面白い。

にぼしいわし第2回単独ライブ『利きロマンス』の"CD付DVD"の宣伝をすべきところ"DVD付CD"と言い間違える場面がある(懇談会第217回)。
簡単に流してしまってもおかしくないこの言い間違いについて、二人でディスカッションしている。
言葉や表現に対するアンテナの高さ、言い間違いから発展させ「何が主体なのか」というテーマで議論していることが、どうにも気に入らずには居られなかった。

利きロマンスの"CD付DVD"が売り切れたことをにぼしいわしアカウントがツイートしていた。
つい出来心で「"DVD付CD"はまだありますか」とリプライを送ったところ、DMで返信が来た。
詳細は書けないが、このDMやりとりが私には嬉しくて仕方なくなり、にぼしいわしファンになった。
2021年8月のことだった。

利きロマンスはDVD単体で買えたので早速視聴すると、ネタもライブコンセプトもテーマ曲もすべてが素晴らしい。
この魅力は書ききれないので割愛するが、利きロマンスからも感じられる取り組み姿勢、二人の間柄、人間性に魅了され、完全なるにぼしいわしファンになった。
2021年8月のことだった。

ほどなくして懇談会に初めてメッセージ投稿した。
読まれず履歴ももう残っていないが、内容をはっきり覚えている。
「今日から太客になります。」

人生で初めて発した太客宣言だった。

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