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審判観戦記 エキシビションマッチ編②

前回の続きです。よろしくお願いします。

8月1日の試合

通常通りローテーションしているので、球審は本田さんでした。本田さんといえば、「地味」というイメージがありますが、相当な実力者です。プロ野球審判マニアさん(アメブロ)でもとりあげられていましたが、本田さんがいちばんクルーチーフに近いのかなと思います。トラブルも少なく、この試合でも安定したジャッジを見せていました。

プレイボール時の塁審は1塁-岩下さん、2塁-長川さん、3塁-深谷さんでした。ポイントとなったのはまたもや長川さんのジャッジ。(このときは1塁塁審)5回裏、中日のガーバー選手の打球はドームの天井にあたりました。この時点で長川さんがファウルボールとコール。日本ハムの渡邊選手からジェスチャーで質問を受けていました。おそらく内容は、あたってフェアゾーンに落ちてもファウルなのかということだと思われます。グラウンドルールではそうなっていますので、長川さんの隠れたファインジャッジだと言えるでしょう。

興味深い様子もありました。7回表、深谷さんがローテーションして1塁に入ると、日本ハムの上田1塁ベースコーチから「あれ、いたっけ?」というジェスチャー。深谷さんもそれに反応していました。おそらくジェスチャーと口の動きからして、「周るんだよ」ということを伝えていたと思われます。こんなやりとりを見られるのも、現地観戦の良いところです!

試合が終わるといつもすぐにベンチ裏に帰っていく審判団。長川さんが前におっしゃっていましたが、なるべく長く球場にいたくないのだそうです。ときにはヤジなどを浴びせられますからね。

本当に2試合、お疲れ様でした!

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