人酔い

久々に研究室へ行って不特定多数の人(とはいっても全く多数ではない)と会話したのだが、考え方、趣味、方向性の違う不特定多数と関わるのが、苦手になってきている。
要するに、人酔いした。
コロナ前でも恐らく人酔いをしていた。でもコロナ前は上手く切り抜けていたと思う。人がガヤガヤ集まってくると、すっと避けるようにして消えていたように思う。



自分のことをよく知らない複数の他人と関わるの苦手かもしれない。それに自分をあまり知られたくない。それは多分自分が傷付くのを避けているから。アンダーコントロールではない状況で、自分のことを口に出すことはあまりほとんどない。

知らない相手の感覚なんて分からないことが多い。
言葉上では分かるが、本当には分かってない。多分、経験のない事は分かることもない。分かりたいと思うことはきっと傲慢。
同じように自分も分かられていない。恐らく興味すらないのだろう。それでいいのだ。
だがどうも自分はそこまで強くない。優しいような世界が向いている。



人酔いする。他人に、自分に、興味のない人と関わっても、そこまで良いことはない。
今日はほんの少し頑張ってしまった。

弱い紐帯の重要性という言葉が頭の中で繰り返されている。
自分はその大切さを知ってはいるつもりだが、難しい問題。プラスよりマイナスが大きいのは困る。

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