50歳を前に想う事、その5
50歳になるとあちこちガタガタになるけれど、その前にできる事もある。
私は歯医者が苦手で行くと思うだけで頭が痛くなる、お腹が痛くなる位は可愛いもので歯医者で何度も気絶した、時にはそのまま救急車で運ばれる程に。
何が苦手かと言えばもう全部苦手、もう一生これは治らない、そんな私がずっと放置していたのは親知らずの抜歯である、若い頃から悩まされていたがもう限界点まで達したので全身麻酔で一気に4本抜きをする事になった。
入院は大学病院、コロナの時勢もあり付き添いはなしだった、手術は大学病院の先生のおかげで無事に終わったけれど、どうも失神もしていたらしい…
もう、呆れて情けないけれど長年の悩みを解消した事は術後の痛みなんか感じない程達成感があった、まあ寝てただけだけど。
もし、私に勇気があって若い頃に歯を抜けたらこんな大騒ぎになっただろうか?こんな痛みに何十年と悩まされなかったのでは?と思うけれど今更悔やんでも時間は戻らない。
今、私に出来る事はなんだろうと思うと間抜けな私の話をたくさんして同じようにならない事を啓蒙するくらいだろうか。
歯は大切に、小学生の頃から言われたけれど現在の結論としてホントである。
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