夏至に養鶏本 『ニワトリと卵と、息子の思春期』
日長きこと至(きわま)る 最も高まった陽の気は陰に転じ
盛夏の前の雨期 古くから稲作が行われてきたアジアのモンスーン気候下
今年も梅雨の最中に夏至を迎え 三重や欧州ではお祭り
太陽の活力を取り戻さんと火を焚いて 邪を祓い 豊作を願って
いきものの本能 バイオリズムに沿う暮らしかた
感じ取る微生物のはたらき みな日々を調節しながら生きている
何て独立心旺盛な子なのだろう 自分で考え知恵をはたらかせ
実際に動く やってみる その熱意とネゴシエーション力に目を見張る
祖父母