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サッカー構造戦記GOAT(ゲームモデル編) 第12話

第12話:孤高の戦士


N:上倉の栄光中学がリーグ戦優勝を決めたその頃、札幌アンビシャス高校は一番星高校に敗れ、キングスリーグ(札幌1部)の優勝争いから脱落した。 

首位攻防戦として大きな注目を集めた一戦。スコアは1対2、わずか1点差の敗北だった。

結果だけを見れば、惜しくも競り負けた接戦のように思える。しかし、実際の試合内容には、スコア以上に大きな差が存在していた。

札幌アンビシャス高校の選手たちは、その厳しい現実を痛感せざるを得なかった。


敗戦後のミーティング:

アンビの選手たちは、江川の前に円を作るように力なく地面に座り、肩を落として、うつむいていた。

江川はいつも通り、場の雰囲気に合わない笑みを口元に貼りつけて、こう言った。
江川「試合後のミーティングは短くいこう! 特に負けた後は、何を言っても頭に入らんからな! レオン!」

重い沈黙がチームを包み込む中、レオンは小さく、消え入りそうな声で話した。
レオン「…今日は悔しい試合でした…」

そのとき、サッキが急に横から口を出した。
サッキ「レオン、先にいいかな?」

レオン「ちょっと、サッキ!」
驚いたレオンの前で、サッキはすぐに選手たちに向かって説明を始めた。

レオン(まただ……でも、悔しいけど、サッキの分析は冷静で的確なんだ……)

サッキは、選手たちの落ち込んだ様子を気にも留めず、冷静で鋭い分析を展開した。

サッキ「この試合の2失点についてだけど、まず1つ目の失点は、左センターバック(CB)中村の対応ミスだ。相手がセンタリングを上げた時、ボールに気を取られてマークを外してしまったのが原因。そして、2つ目は……」

そう言いながら、サッキはグラウンドに無造作に置かれていたホワイトボードを取り出した。

サッキ「2つ目の失点のシーンでは、今週練習してきたことがうまく機能しなかった。その結果、3つのミスが連続して起こり、失点につながったんだ……いや、4つのミスかもしれないな……」



サッキ「1つ目のミスは〈ボール出しへの守備〉の際、右ウイング(WG)ミューラーのプレッシャーのかけ方だ。〈L字の動き〉が浅くて、左CBから左サイドバック(SB)へのパスコースが空いてしまっていた」

ミューラー「……ああぁ」
ミューラーはあまり責任を感じていないような表情を浮かべていた。

サッキ「2つ目のミスもミューラーだ。相手の左SBにボールが入ったときには、右WGが〈プレスバック〉して左SBにプレッシャーをかけると決めたよね。ハーフタイムでその変更を確認したよね?」

サッキは冷たい視線をミューラーに向け、その目には明らかな苛立ちが込められていた。

ミューラー「プレスバック!? ああ、そういえば確認したかも…」
ミューラーはまるで他人事のように答えた。

サッキの顔は一層険しくなり、大きな声で叱責した。
サッキ「ちゃんと責任を持ってくれよ!」

ミューラーはサッキが激怒していることに驚き、目を見開いた。予期しない反応に、彼は動揺を隠せなかった。

サッキは怒りを込めて声を張り上げ続けた。
サッキ「ハーフタイムで戦術やプレッシャーのかけ方を変えるのは、世界では当たり前のことだ。それを実行できない選手は、チームにとって大きな…」

ミューラーはサッキが話し終わる前に、大声で反論した。
ミューラー「そんなことはわかってるよ!」

ミューラーは急に涙声で怒鳴った。

ミューラーは涙を流しながら顔を上げ、隣にいる丸間を指さした。
ミューラー「こいつがシュートを決めないからだ!」

丸間は突然自分が指さされたことに驚き、焦って話し始めた。
丸間「し、しょうがねえだろ! 誰だって外すことはあるよ! …もともとは武蔵がシュートを決めていれば…」

そう言って、恐る恐る武蔵に視線を向けた。

武蔵は死んだような目で話を聞いていたが、丸間の発言で突然逆上の炎が目に燃え上がり、素早く立ち上がって丸間に詰め寄った。

武蔵「なんだと! この野郎!」

武蔵は怒りに満ちた声で続けた。
武蔵「大概にしろよ、丸間! お前、試合を何だと思ってる? 遊びじゃねえんだぞ! 口ばかり達者で、何一つ良いプレーができねえじゃねえか! ミューラー、お前もだ!」

武蔵は丸間の横にいるミューラーも激しく睨みつけた。

そのとき、武蔵の後ろから紫が冷たく声を発した。
紫「負けたのは、個人の責任じゃないよ。チーム全員の責任だ」

レオンはその言葉を聞いて、頭を抱えた。

レオンM:(もうダメだ! これじゃ、収拾がつかなくなるっ!!)

武蔵は荒い息を吐きながら、ゆっくりと紫に振り向いた。その顔は真っ赤で、まるで頭から湯気が立ち上っているかのようだ。

武蔵「もう一度言ってみろよ。チーム全員だと!? この野郎!」

瞬く間に、武蔵はリラックスして座っていた紫の胸ぐらを素早く掴み上げた。
武蔵「調子に乗るなよ、こら! テメエ!」

武蔵の絶叫が響き渡り、その怒りが爆発した。周囲の空気は一気に重くなり、緊張は一触即発の状態へと高まった。

不老と優牙が急いで駆け寄り、武蔵を紫から引き離そうとしたその瞬間——。

突然、クーラーボックスに入っていた氷と水が、勢いよく武蔵と紫に降りかかった。

武蔵は驚愕の表情で紫のユニフォームから手を離した。

武蔵「つ、冷てぇっ!」

紫「俺も…何で!?」

二人が困惑している中、低い声が響いた。
雪「……頭冷やせ」

クーラーボックスを持って立っていた雪は、冷たい目で二人を見つめていた。

雪「暴力で解決しようとする奴は、サッカー部にいらん。殴り合いで勝った方が正しいのか?」

その静かだがこの状況に相応しい言葉が、場の緊張感を一気に変えた。選手たちは雪の言葉の意味を実感した。

レオンは、その場に立ち尽くし、驚きとともに雪を見つめていた。


雪が冷たく言い放つと、そのまま走り去り、残された選手たちは静まり返った。

その沈黙の中、江川がゆっくりと歩み寄り、一瞬、張り詰めた静寂を見つめたあと、ふっと穏やかな表情に変わり、軽い調子で続けた。

江川「ミーティングは短くって言ったのになぁ。でも、まあいい。ちょうど頭も冷えたことだし、続けてみろ」

その言葉にレオンは気を引き締め、短く返事をした。

レオン「はい、サッキ、続けて!」

その一言で再び場の緊張が戻り、冷たい空気が張り詰めたまま、選手たちは再び耳を傾ける体勢に戻った。


サッキ「ええと、どこまで話していたかな?」

頭から水が滴り落ちる武蔵が、ぶっきらぼうに言った。
武蔵「三つ目のミスだろ」

サッキは軽く笑って応じた。
サッキ「そう、それだ!」

彼はホワイトボードを手に取り、もう一度話し始めた。場の空気は少し落ち着きを取り戻し、選手たちも再びサッキの言葉に集中し始めた。

サッキ「三つ目のミスは、右SBの秋葉がゾーン2で1対2の数的不利な状況だったのに、相手の左SBにプレッシャーをかけにいってしまったことだ。その結果、フリーになっていた相手の左サイドハーフ(SH)にパスが通ってしまった」

秋葉は困った顔をしながら、

秋葉「我慢していたんだけど、相手の左SBがこっちに向かってドリブルしてきたから、つい前に出ちゃったんだよ…」
と言い、少し涙ぐんでいた。

それを聞いた優牙は空を見上げながら、
優牙「そうだよなぁ。でも秋葉、ハーフタイムで『前に出るな』って確認したじゃん」
と話した。

秋葉はその言葉を聞き、しょんぼりと下を向いた。

その時、レオンが割って入り、話し出した。

レオン「ゾーン2に入ると〈前進への守備〉に切り替える必要があるの。このゾーンでは、ボールを取り戻すことよりも、相手を前に進ませないことが最優先なんだよね。でも、これはまだチームで十分に練習していないから、秋葉を責めることはできない」

優牙「そうか! まだ練習していないのか。それなら良かったな、秋葉。お前が悪いわけじゃないってよ」

秋葉「….でも、ミスはミスだと思う」

その時、それまでずっと黙って聞いていたゴールキーパー(GK)の田丸が口を開いた。
田丸「俺が秋葉に指示できていれば良かったんだけど…」

優牙「そうだぞ! 田丸、お前はもっと声を出して、ディフェンスに指示しろ!」

田丸「うん」
と頷いた。

不老がサッキに質問した。
不老「なるほど。確かに失点する時は、連続してミスが起こることが多いんだなぁ。サッキ! 4つ目のミスって何かな?」

サッキは躊躇しながら話し始めた。
サッキ「これはミスと言えるか自信がないのだけど…..もし僕が選手だったら、実行しなかったプレーなんだ」

サッキは少し考え込み、間を置いた後に続けた。
サッキ「これは…ゴールの確率に関わる問題なんだ」

部員たちが一斉に話し始めた。

部員「ゴールの確率!?」「それってペナルティエリア内とか外とかのやつ?」「右45度からシュートしたら入りやすいとか?」「バカ、一番いいのはGKもかわして無人のゴールに流し込むことだろ!」

サッキはその後、優牙の方に視線を移した。

優牙が焦った表情で言った。
優牙「何!? 俺、俺のミス!?」

サッキが頷いて言った。
サッキ「そう。4つ目のミスは右CBの優牙なんだ」

優牙はその言葉を聞いて、肩を落としながら悲しそうな顔をした。

サッキは優牙に問いかけた。
サッキ「相手右FWのマークを左CB中村に任せて、相手の左SHにプレッシャーをかけにいく必要があった?」

優牙は少し開き直って答えた。
優牙「シュートの可能性があると思ったから….行ったんだよ。それがそんなに悪いことなのか?」

サッキは冷静に指摘した。
サッキ「悪いんだよ。自陣のゾーン1では、ゴールを守ることが目的だけど、でも、それだけじゃなくて、どのエリアからシュートを打たれたくないかを考えて、行動しなければらならないんだ」

レオンM:(なんでサッキはこんなにサッカーに詳しいんだろう? 私はベップから学んだはずなのに、こんなに説得力のある説明はできないなぁ…悔しい〜)

優牙は自分のミスに気づいたのか、力のない声で言った。
優牙「分かった。続けて…」

サッキは顔を上げて、部員たちを見渡しながら言った。
サッキ「〈ビエルサライン〉って知ってるかな?」

部員たちは一斉に反応した。
部員「ビエルサって、アルゼンチンの監督だよね?」「あの狂人って言われてる人だ」「どこかで聞いたことがあるかも…」「それって、どういうラインなんだ?」


サッキはホワイトボードに、ペナルティエリアの角からゴールポストに向かって斜めの線を2本引いた。

サッキ「これが〈ビエルサライン〉。ペナルティエリアのこの2本のラインの内側で、ゴールの〈85%〉は決まるんだ」

優牙はすぐに反応した。
優牙「そう! だから、相手がシュートを打ちそうだったから、俺がプレッシャーをかけに行ったんだって!」

サッキは、優牙の言葉を受けて、ホワイトボードにゴールエリアの縦線を延長し、ペナルティエリアの横線まで2本の線を引いた。

その中に〈50%〉と書き、〈ビエルサライン〉でできた2つの三角形の中にそれぞれ〈10%〉、さらにゴールポストからゴールエリアの角に引かれた斜め線内の台形部分には〈15%〉と書き込んだ。

アルゼンチンの指導者ビエルサが考案したこのラインは、ペナルティエリアの角からゴールポストを結んだ斜めのラインの内側で、全体のゴールの85%が決まるというものである。


優牙が理解した様子で言った。
優牙「そう〜いうことね。俺は〈50%〉のエリアを空けて、〈10%〉のエリアから打たれるかも知れないシュートを防ごうとしたわけだ」

そう言うと、優牙は大きなため息をついた。

サッキ「その結果、優牙の動きによって、相手左SHはシュートの選択肢を諦めて、〈50%〉のゾーンにアーリークロスを入れることを選択したんだ」



サッキは説明を続けた。
サッキ「もし優牙が相手の左SHへプレッシャーをかけず、右FWをマークしていたら、左SHはアーリークロスを選ばず、〈10%〉のゴール確率エリアからシュートを打ちに行ったかも知れない。すべては選択なんだ」

優牙「はーい! つまり、俺が選択を間違えましたー!」

サッキはさらに付け加えた。
サッキ「もしイタリアの選手だったら、間違いなく相手のFWをマークして、〈50%〉のゴール確率エリアを空けなかっただろうね」

優牙「はいはい、イタリア人だったらね。そうかもね〜 でも、俺はイタリア人にはなれねえよ」

不老は感心した様子で話し始めた。
不老「うん、CBはもう1人中村もいたから、2対1で数的優位だった。つまり、優牙が左SHにプレッシャーをかけた結果、中村と相手右FWが1対1になったってことか….」

サッキが頷いて答えた。
サッキ「そういうこと」

優牙は自分の左胸の辺りを押さえながら言った。
優牙「不老! 傷口に塩を塗るなぁ〜!」

不老は優牙の発言を無視して話を続けた。
不老「優牙はどう対応すべきだった?」

サッキは明確に説明した。
サッキ「優牙は、相手FWをしっかり監視しながら、アーリークロスの可能性をなくすために〈50%〉のエリアまで〈後退〉するべきだった。その後、内側へのパスコースを消しつつ、左SHを外側へ追い込むようにプレッシャーをかけると良かったんだ」

優牙は穏やかな口調で言った。
優牙「相手がシュートを打つぜ!」

サッキは続けた。
サッキ「そう、シュートを打たせても大丈夫なんだ。GKはゴール確率〈10%〉エリアから、ニアサイドにしかシュートが来ないって分かってるからね。優牙が内側へのパスコースを消すと、フォアサイドへのシュートの可能性もほとんどなくなるんだ。つまり、GKはゴールの半分だけを守ればいいことになる」

優牙は妙に納得した顔で頷きながら言った。
優牙「ゴールの半分ね〜。わかったよ。」

田丸が口を開いた。
田丸「うん、ディフェンスがフォアサイドを消してくれると助かる」

不老が言った。
不老「この〈ビエルサライン〉を頭に入れて、落ち着いて守れば、かなり失点が減るはずだ!」

サッキは頷いて答えた。
サッキ「その通りだよ」

サッキは言うと、後ろに下がり、レオンの方を見た。

レオンはまだムッとした顔をしていたが、話し始めた。
レオン「ええと、〈ボール出しへの守備〉は非常に効果的だけど、プレッシャーのかけ方を1人でも間違えると、相手に決定的なチャンスを作られてしまうってことが、今回の試合でよく分かったと思う」

不老「そのためにも、今日の失点シーンを再現するような練習をする必要があるかな」 不老はそう言うと、レオンの方に視線を向けた。

レオンはハッとした顔をして答えた。
レオン「来週は〈前進への守備〉を練習する予定だけど、一つくらいなら、今日の失点場面を再現する練習を入れることはできると思う。そんなに長い時間はかからないと思うから」


武蔵が提案した。
武蔵「基礎練とかシュート練を休んで、その練習をしたらいいんじゃねえか!」

レオン「…そうだね。武蔵、ありがとう。それじゃ、来週は守備陣のセンタリング対応と、数的不利な状況で守る練習も追加しよう! この練習なら攻撃陣もシュート打てるから、一石二鳥ってことで!」

不老「いいと思う」
不老は優しい笑顔で応えた。

雪はいつの間にかミーティングに戻ってきて、江川の横でサッカー部の様子を見守っていた。

選手たちが熱心に話し合う様子を見ていた江川が、両手を大きく上に伸ばしながら、ほっとした表情で言った。

江川「ああ、疲れたぁ!」

不老が江川に頭を下げた。
不老「すいません。短いミーティングがこんなに長くなってしまいました」

選手たちも不老に続いて頭を下げた。 

江川は一瞬の静寂を置いてから、少し厳しい口調で言った。
江川「いや、そんなことは気にしなくていい。それよりも….」

選手たちは江川が次に発する言葉に集中した。

江川「お前たちは、まだ『孤高の戦士』の集団だ。自分が一番優れていると思い込み、ミスは他人のせいにして、俺が、俺がの自己中な選手ばかりだ。どうやったらチームスポーツで勝つことができるのか!? .....しっかり考えてみろ。風呂にでもゆっくり浸かってな」

江川は言葉を終えると、不老の方に視線を向けた。
江川「終わりにしてくれ!」

不老は江川の言ったことが、まだ消化しきれていないような表情を浮かべながらも、決然と口を開いた。
不老「立て!」

部員たちは一斉に起立し、ピンと背筋を伸ばした。
不老「気をつけ! 礼!」

部員たちは声を揃えて「ありがとうございました!」
と気持ちを込めて言った。

レオンは江川が帰っていく後ろ姿を見送りながら、深く考え込んでいた。
レオンM:(『孤高の戦士』って、どういう意味なんだろう? チームスポーツで勝つためには、このチームに何が足りないんだろう....何が….)


アンビの選手たちは、まるで足に重りでもつけたかのように、一歩一歩重い足取りで一番星高校を後にしていた。ヒューゴは振り返り、まだ立ち止まっているレオンに声をかけた。

ヒューゴ「おい、レオン! 置いてくぞ!」

レオンは驚いて顔を上げ、
レオン「ごめん!」
と叫びながら、急いでアンビの選手たちの後ろに駆け寄った。


【アンビのゲームモデルの進度3】
プレースタイル:縦に速い攻撃
配置:4-1-4-1(可変4-1-2-3)

組織的攻撃
行動1 ?
行動2 ?
行動3 ?
行動4 ?

攻守の切り替え:5秒と5本のパスルール
攻撃への切り替え
行動5カウンターアタック:ボールを取り戻したら5秒以内にカウンターアタック
行動6攻撃への再構築:5秒以内にカウンターアタックができない場合はパスを5本以上つないで攻撃を再組織化する。

組織的守備
守備配置:4-1-4-1

行動7ボール出しへの守備:
ボール出しへの守備配置:4-1-2-3

目的:高い位置でボールを取り戻しショートカウンターを仕掛ける。
スローガン:グランドの内側でボールを取り戻し、ショートカウンター

注意点:WGは相手CBにボールが入ったら、「L字の動き」で相手SBへのパスコースをしっかりと消す。

試合中の変更点:
相手SBにボールが入ったら、SBはDFラインに残り、WGがプレスバックして相手SBにプレッシャーをかける。

行動8 前進への守備:
目的:相手チームのプレーを前進させないこと (相手にハーフラインをショートパスやコンドゥクシオンで超えさせない)


ボール出しへの守備を突破された場合の対応:
数的不利の場合は、ボール保持者にプレッシャーをかけるのではなく、中間ポジションを取り後退して、チームメートが戻るのを待つ。

行動9 ?

行動10 セットオフェンスへの守備:
目的:ゴールを守る。

アーリークロスへの対応:
SBがクロスのコース(ゴール方向)を切りながらボール保持者にプレッシャー。両CBと遠い方のSBはペナルティスポットとゴールエリアラインの間、〈50%〉のゴール確率エリアを埋める。

守備への切り替え
行動11 プレッシング:ボールを失った瞬間、5秒間プレッシング(5秒以内にボールを取り戻すことができない場合は、組織的守備へ移行する)
行動12 ?
行動13 ?

※前回の試合から新しく追加された箇所は太字になっています。



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