魂(直観)を感じる旅。そしてアンターカラナの知恵(帰還の道)。
私たちは、蜘蛛が糸を紡ぐように、一歩一歩階段を踏んで、その道を築いていかなければならない。それは、内から作られる「帰還の道」である。それはまた、私たち自身が自らを見出し、辿ってゆく道でもある。
アリス・ベイリー『新しい時代の教育』
※エナジーリーディングで感じたのは、藍色っぽい夜空(空中)に階段がある様子。他の色は、イメージを描きながら、塗りたくなった色です。
【プロローグ】旅の始まりは2016年。
自分の中の男性性だけでなく、内なる女性性も表現していってみると…スピリットが繫がっていく感じがした。
2016年頃まで、私は自分の中の男性性(分析・分類的な能力)を用いて仕事をすることが多かったように思います。システム工学科を卒業して、システム会社へ。AccessやExcel、パワーポイントを使って、チームでプロジェクトを…という働き方をしていました。
妊娠・出産を機に、所属団体や働き方は変わりましたが、それでも、男性性・理系脳をメインで使うパソコン作業が多かったです。
それが、2014年〜2016年にかけて、徐々に変わってきたのです。
私の場合、感覚が拡がるような変化というのが、内なる女性性が表面に出てくる感じがして、正直、戸惑いました。
え~、私って、こんなにも儚く、か弱いの~??
当時の心境を振り返って、詩を書いたことがあります。
【内なる女性性と、本当の自分を生きる】
もしも自分の中に
「淡(あわ)く、儚(はかな)く、か弱いところ」
を見つけたら、
それを隠さないで表現してみて。
*言葉にしてみる
*絵で描いてみる
*写真を撮ってみる
*鼻歌でメロディを奏でてみる
*手で、身体で、全身全霊で、表現してみる
もしかしたら、
「これが私?」って
気恥ずかしいかもしれない。
でも、
「そうなの、それらを含めてあなたなの。
内なる女性性とスピリットが繫がった時のね。」
そうして内から外へと
そぅと優しく、差しだされたものは、
美しさをともなって
あなたの周りを照らす光となる。
本当の自分を解き放った、
花のような命の輝きとなる。
©2019 AI
低位サイキックは閉じた方がいい?!
そんな風に、私にとって内なる女性性(感受性)が出てきた2016年頃は、未知の領域に感覚が拡がってきたものの…
ただ、問題がありました!!
【困った問題①】ふわふわした感じになってしまう
(地に足ついていなくて、アストラル界がひらけてきた感じ。人の感情や意志の影響を受けすぎてしまう。アメーバーやスライムのようにカタチが無いかのよう。時間感覚が分からない。パソコン作業がしづらい)
【困った②】龍や鳳凰、天使、未来っぽいのが感じられるような…これってサイキック能力?でも、心や感情がめっちゃアップダウン激しくなるのはなぜ~?
なので、その時、コンサルしてくれた方の助言もあって、
その能力は一度、閉じました。
とっても悔しかったけど。
それが進化の道のように思えたから。
何で私は能力を開いちゃダメなの?って思いました。
(今思えば、それは低位サイキック能力だったように思います。対称にあるのが高位サイキックで、そちらは魂の性質が表現されたもの、と何処かに書いてあったような…)
でも、その(低位)サイキック能力を閉じる時、私は、決意しました。
自分の道を歩もう、と。
周りの影響を受けてばかりの自分ではなく、芯を持った私で在りたいと願って、決意の心情を詠んだのがコチラです。
【純白と金色】
何にでも染まる
白でいるだけでなく
金色の糸を
つかんでいたいと感じた
染まっても、染まらない金色。
©2016 AI
この体感は、後に、アンターカラナの知恵に出会った時に、私にとっての帰還の道を意識した決意だったのかもしれない、と思うようになりました。
秘教から学ぶアンターカラナ。帰還の道。
ここで一つ、将来における人類の開花の鍵を握っている興味深い話をしよう。それはスートラ―トマとアンターカラナと呼ばれる生命の糸と意識の糸である。一つの糸は不死性とつながり、もう一方は意識の連続性につながる。
はじめの糸、スートラ―トマは、すべての形態を、全体へと結びつけ生命を活気づける。人間であれ神であれ水晶であれ、表現している存在の意志と目的を、スートラ―トマそのものが体現している。
もう一方の糸、アンターカラナは、この全体の中で着実に拡大していく意識の反応を体現している。
(略)
意識の糸であるアンターカラナは、エネルギーと肉体、これらが結合した結果として生まれる。…(略)…アンターカラナは人間の創造の結果として紡がれ、成長して現れるものであり、下から上へ向かって、外から内へ向かって、現象世界から霊的世界へと向かって働きかける。
この「帰還の道」を辿ることで、人類は魂にある智慧を感知しはじめる。この道に沿って肉体から情緒へと、そして情緒からメンタルへと意識を発達させている人々も表れている。
アリス・ベイリー『新しい時代の教育』
今、2021年。高位サイキック(魂)の感受性を開いていく「人は誰でもサイキックの実存である」
そうして、満を持して…
今、こうして安心安全な場を通して、エナジーワーク&直観読書のクラスを受講できてうれしいです。
何がすごいかっていったら、瞑想状態になって、もし過去生の印象のものとか出てきても(←単なる連想で出てきたものなのか自分ではよく分からないのだけど)「今」にすぐ戻れるところです。
もし自力でできてなくても、何とかなりそうな安心感があります。実際に、何とかされているようだけど、場に何が起きているかは全く気付かないくらい(意識しなくていいくらい…もしくは、そんな余裕も無いくらい)、自分のことを自分自身のエネルギーで満たして、今(エナジーワークの練習)に集中できます。
魂の変容を透視リーディングしてみるワークがありました。
先日の直観読書の講座では、魂の変容を自分で透視リーディングしてみようというワークがありました。
私がなんとなく感じた色は、白でした。
それは、昔の私のような何にでも染まってしまう白では無く、
「純粋で在りたい(そうすると人の光もみえるから)」と、願っている色のように感じました。
【星々の粒子で描かれる世界】
そこにあるもの、既にあるもの、
その人が持ち合わせている原石に、
目がとまりますように。
それらを輝かすことが
出来ますように。
純粋な意識から発せられた光に
愛をもって手を伸ばすことが出来ますように。
そうして、
手に触れた、星々のような粒子で、
世界が描かれますように。
喜びを胸に抱ける世界と
なりますように。
©2019 AI
こうした気づきのプロセスをともに対話できる場があって、本当に嬉しいです。
驚くほどに上手に蜘蛛が糸を紡ぐように、人もまた糸を紡ぐ。到達可能な環境を超えてさらに手を伸ばし、発達の初期段階では期待さえしなかった、自分の新たな一面を発見する。
…略…
糸をつむぐテクニックをグループで理解し、グループで橋を架ける時代が今日訪れている。
アリス・ベイリー『新しい時代の教育』
◆エナジーワーク&直観読書の講座を提供して下さっているグループのページ
◆『新しい時代の教育』AABライブラリー出版
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