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錦糸町のパリピホテル

年明け最初の1月の三連休、何もしないのももったい、けれども私も夫も各々資格試験を控えていたので遠くに旅行をしに行くというわけにもいかない...ということで、近場でホテルステイをして過ごすこととした。

そこで行ったのは、モクシー東京錦糸町

錦糸町の夜の町のど真ん中になぜか鎮座している。
行く前は、なぜ夜の町にマリオットホテルが...?と不思議に思っていたが、行ってみてその意味を理解した。

ド派手な入り口に度肝を抜かれた。
道ゆく人も、ここは一体なんなんだ?という目で見ている。
初見では、ホテルに見えない。

ロビーもホテルらしからぬ雰囲気。
おしゃれなカフェのようである(実際にカフェ営業もしているようだった。)。

ロビーの様子


なお、チェックイン手続きをする際、ワンドリンクが無料であった。ソフトドリンクのほか、ビールなどのアルコールも選択できる。

チェックイン後も、ソフトドリンクであれば、スタッフさんに声をかければおかわり自由であるという。

ドリンクを飲みながらチェックインするというのも、ホテルのチェックインぽくなくてなんだかおしゃれである。
ちなみに、サインするペンのインクの色がパープルであったことも、印象深かった。まるで日本ではないみたい。

ロビーにはサッカーゲームや卓球台が置かれている
アメリカの高校みたいなロッカールーム(1階)



遊び心満載のロビーと比較すると、部屋はどちらかというと簡素というか、極めて合理的で徹底的に無駄を省いている。

デスクや椅子が壁に吊り下げられている
ホテルにありがちなお茶やコーヒーのセットもなく、水だけが置かれている
かわいい電話
シンプルなシャワールーム


ケトルも洗面所に配置
おしゃれなタオルの掛け方

テレビをつけると、モクシー錦糸町の紹介動画が流れるのだが、パリピたちが1階ロビーでどんちゃん遊んだり、スカイツリーに出かけたり、ジムで体を鍛えたりする様子が流れる。
なるほど、ここは、遊ぶためのホテル...。
そして部屋は寝に帰るためだけの部屋...。

不思議と、コンセプトが夜の町錦糸町と一体化している。

このホテルが錦糸町にある意味を理解した。素晴らしい振り切りぶりである。



とはいえ隠キャの我々はパリピのように楽しむわけでもなく、駅前の銀だこでたこ焼きを買ってきて楽しむに留まった。



夜が明け、朝食会場に向かう。

モクシーでいう朝食会場とは、あのおしゃれなロビーである。

クラブみたい(行ったことないけど)



ロビーは外国人の方ばかりであった。
英語が飛び交い、さながら米国映画の世界にトリップしたような気分を味わえる。

朝食の内容も、完全に米国スタイルに振り切っているのか...と思いきや、時折さりげなく焼き魚やご飯と味噌汁などが置いてあるのが面白い。

ちなみに、1泊2日の間、勉強ができたかというと言わずもがな。まあ、華やかに遊ぶためのホテルで勉強をするというのも無粋であろう。

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