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イノベーションマネジメントの最先端から当たり前までをお届け!ニュースレターシリーズ#1

早いもので今年もあと数週間ですね。やっぱり師走はバタバタするな~と特別な意味もなく?バタバタしているINDEE Japanの岡本です。

さて突然ですが!

超高速に変化する時代と技術だからこそ、イノベーションの最先端だけでなく当たり前も発信するニュースレターシリーズをスタートします!!!!

実はコレ、2016年5月からINDEE Japanのメルマガとして発信していた歴史のあるニュースレターなのですが、noteでも一部を発信していけたらと思っています。

自社メンバーの記事だけではなく、一般的に公開されている記事の中からイノベーションに関係する記事をご紹介していきます!

この超高速を「Exponential (指数関数的)」と呼ぶAzeem Azhar氏は、

”驚くべきテクノロジーがある一方、何かが期待どおりに機能していない”

と感じたと言います。

これは私たちも感じるものがあるのではないかと思うのですが、最先端技術が必ずしも実社会で機能しなかったり、社会実装されなかったり、といった問題です。

例えば、1960年代後半に半導体が登場したものの、一般的な人がコンピューターにアクセスできるようになったのは、iPhoneが出荷され、スマートフォンが登場して以降のことでした。

根源には私たち人間の「認知」の問題や複雑に絡み合った「サプライチェーン」の問題がありますが、これらを紐解くためには「偏在」を上手に活用する必要があるかもしれません。

詳しくはこちら☟の記事をご覧ください。

▶新破壊理論

クレイトン・クリステンセン氏が『イノベーションのジレンマ』を出版したのが1997年です。その「破壊的技術」として紹介されたものの多くは、「安く、低品質」な新興企業の技術でした。

しかし、それから約25年、新たなタイプの「破壊的技術」が存在すると、リタ・マグラスが警鐘を鳴らします。


リタ・マクグラスという名前でピンと来た人!


さすがです👏


彼女は「仮説指向計画法(Discovery-Driven Planning)」や「競争優位の終焉」という考え方を長年提唱しており、リーンスタートアップを構造的にファイナンス面でも経営学面でも昇華している経営学者です。
イノサイトのフェローでもあります。

さて、リタ・マグラスが最近発表した論文によると、近年は「安いけど高品質」なスタートアップが登場するようになったと言います。以下のような背景があるために、D2Cに代表されるような高品質で低価格なスタートアップが可能になりました。

◆消費者によるオンライン購入習慣
返品の無償化などオンライン販売で用いられる手法によって消費者は見慣れないブランドであってもオンラインで高額なものを購入する躊躇が減っている

◆所有から利用に対するシフト
サービスとして利用できれば所有にはこだわらないという消費者が増えている

◆過剰所有の貸し出せる資産化
C2Cのプラットフォームにより、持ち家はAIRBNB、車はUBERに貸して資産化することがようになった

リタ・マクグラスは「ジョブ理論」と「投資家のジレンマ」は相変わらず存在するとして、顧客が抱えているジョブを正確にとらえる力と、市場創造型のイノベーションは不確実性が高いため効率化イノベーションに優先度で負けてしまう点も強調しています。
最後に、ベンチャーキャピタル資金も多く、スタートアップも「破壊理論」を学んでいるので、スタートアップには有利な状況が続くと予言しています。

▶とどのつまり、イノベーションって未来への投資

イノベーションって受益者にとっては「ジョブ」がより理想的に解決することなのですが、起こす側にとっては「投資」。

皆さん投資してますか?

スタートアップへの投資、ベンチャーキャピタルへの投資などももちろん投資ですが、自分のスキルへの投資や、人材への投資も忘れてはいけません。

そんな「投資」についての今さら聞けない基本、非常に読みやすい記事を見つけました。色々なお役立てになれば!

▶組織の成長を願って…

これからの時代は「組織のイノベーション」が本当に大切になると思います。
そのため、最後にご紹介する「組織のイノベーションとはどういうことなのか?」はちょっと長文ですが、ぜひお時間のあるときにでも!

イノベーションに関わる情報にアンテナを立てているものの、なかなか自分ですべての記事を探しにいくのは大変.....そんなみなさんの元に届きますように🎁
また次回をお楽しみに~👋

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