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REAL VOICE #06「会計事務所のリモートワーク」

皆さんこんにちは!
「REAL VOICE」第6回目は、髙橋洋行さん、田畑さんのお二人にインタビューしました!今回のテーマは、「会計事務所のリモートワーク」です!
お二人とも、現在はご自宅からのリモートワークという形で業務を実施してくれています。
コロナ禍においては、一気にDX化の需要が高まり、リモートワークでの業務を行う企業も増えてきましたね。会計事務所でのリモートワークって、実際どんな感じなのか、ざっくばらんな意見をお二人にお聞きしてみました!


1.リモートワークの業務内容

(井上)お二人とも、お忙しいところご協力くださり、ありがとうございます。お二人は、普段はご自宅でリモートワークで業務を実施してくれています。まずは、現在どういう業務を担当されているか、教えてください。

(髙橋)はい、私の業務としては現在、主にマネーフォワードクラウドでの帳簿作成や、税務申告書作成、あとはチーム内でのExcelなどの管理資料の更新などをメインで行っています。

(井上)ありがとうございます。会計ソフトも税務申告ソフトも完全クラウド型のものを利用しているので、その点は非常に助かっていますね。

(田畑)私も、主にマネーフォワードクラウドを用いての帳簿作成、あとは月の半ばは、規模が大きな法人の給与計算業務、この他税務申告書に付随する資料や電子納税データの作成なども行っています。

(井上)どうもありがとうございます。帳簿作成の他、給与計算や様々な資料の作成をお手伝いいただいて、大変助かっています。事務所でメインで利用する会計ソフトを、マネーフォワードクラウドに切り替えてからまだ日が浅いですが、だいぶ効率化できるようになったな、というのを私も実感しています。

2.実際に業務をやってみて

(井上)一緒に仕事をするチームメンバーと、どのようにコミュニケーションをとっていますか?

(田畑)私が所属している経営アドバイザリーチームでは、週の始めにZoomでのミーティングを開催しています。ここで一週間の予定、誰が何の業務を実施するのか、といった打合せを行い、その週にやる作業を確定させます。

(井上)週初めのミーティングは大事ですよね。ただ、頻繁にWEB会議を設定するのも中々難しいと思いますが、週の途中で上司に相談したくなったりすることもありますよね?

(田畑)はい、ありますね。週の途中は、チャットワークを用いて質問したり報告したり、ということが多いですね。皆さん、外出されることも多いので、打ち合わせというのは難しいですが、チャットだと比較的早くリアクションを頂けるので、大変助かっています。

(井上)なるほど、チャットでのやりとりは確かに便利ですよね。外出先からもすぐに返答することができるし、簡単な報告などをするのにもとても使い勝手が良いですよね。


(髙橋)私にの所属している記帳サポートチームでも、週の始めにZoomでチームミーティングを開催しています。ここでの情報共有がやはり大事で、先週の作業の報告や今週の作業の予定、チームリーダーやメンバーからのフィードバックを受けたりする形になっています。

(井上)ありがとうございます。Web会議以外のやり取りとしては、やはりチャットワーク中心でしょうかね?

(髙橋)はい、そうですね。チャットワークを用いた報告や相談が多いと思います。あとは、私の業務として最近多いのは、新人スタッフに帳簿や申告書の作成の仕方をレクチャーしたり、ということもありますが、随時Zoomを使っています。また、チャットワークにもビデオ通話の機能があり、時間無制限で使えることもあって、チームリーダーとのMTGなどではよく使うようになってきました。

(井上)なるほど、確かにチャットワークにも通話機能がありましたね。私は使ったことなかったですが、どんどん新しいツールを試してみるという社風が定着してきたみたいで、とても頼もしく思います!

3.マネーフォワード クラウド会計について

(井上)当事務所でメインで使っているマネーフォワードクラウド会計は、リモートワークにも最適だと考えていますが、実際に業務されているお二人からみて、いかがでしょうか?

(髙橋)はい、とても使いやすいと思います。特に、STREAMED(※1)で生成された会計仕訳を、マネーフォワードに取り込ませる仕事も担当しておりますが、他の会計ソフトに比べてもやはりスムーズだな、というのを実感しています。

(田畑)私も、マネーフォワードクラウドだと、いろいろな自動連携があるので、とてもスムーズに業務ができています。お客様から資料をスキャンしていただけると、あとは自動で仕訳計上まで連動しますので、手入力の作業というのはほとんどなくなりますね。

(井上)ありがとうございます。お二人とも、機能を使いこなしてくれていて、とても頼もしい限りです。リモートワークでも、滞りなく業務を進めることができるというのは、とても素晴らしいことですよね。

(髙橋)そうですね。特に、ネット通販などを行っているお客様の会計帳簿は、もはや自動連携なしでは、とても入力しきれないと思います。

(井上)皆さんのリテラシーが高くて、とても助かっています。これからもリモートワークの裾野を広げていきたいと思っていますが、お二人の業務は、当事務所にとっても、大きなノウハウになってきていると思います。

4.今後の課題、改善点など

(井上)逆に、リモートワークならではの、業務上苦労している点などもあるかと思います。ざっくばらんに、ここが大変、ということがあれば教えてください!

(田畑)そうですね、リモートの業務にもだいぶ慣れてきたのですが、一人で作業していると、例えばこれで合っているかどうか分からない、という時に、気軽に話しかけられるようなツールがあるといいな、とは思いますね。

(髙橋)私も、言葉に表現しづらい時があるときに、少し苦労してしまいますね。チャットやメールで文面に起こすと、ニュアンスがうまく伝わらなかったりすることもありますので。

(井上)やっぱりそうですよね!チャットワークでも、やりとりはだいぶスムーズだと思いますが、ちょっと話しかけたい、ということもありますよね。その辺で、例えばoViceのようなツールを導入した方が良いのかな、とも思っているところです。他のスタッフも聞いてみますね!

(井上)せっかくの機会ですので、こういうツールがあったらいいのに、とか、あるいは事務所全体として改善すべき課題などがあれば教えてください。

(髙橋)今のところ、リモートワークの環境としては特に大きな不自由を感じることもなく、業務を実施できていると思います!

(田畑)私も、働く環境としては問題はないと思います!

(井上)そうですか、そう言っていただけるととてもうれしいです。しかし、先ほど話が出てきた、気軽に話しかけやすいようなツールとして、何か良いものがないかどうか、他の会計事務所さんなどの話も聞いてみて、検討してみたいと思います。お二人とも、今日は繁忙期のお忙しいところお時間を頂戴しまして、ありがとうございました!

(髙橋、田畑)ありがとうございました!


最後までお読みいただきまして、ありがとうございました!
次回の更新もお楽しみに!

※1 STREAMEDとは
マネーフォワードグループの関係会社が提供しているサービスで、領収書・レシートや通帳などの証憑画像をスキャンするだけで、1営業日で仕訳データ化して納品する、「紙証憑の自動記帳サービス」です。当事務所でも非常に多くのクライアントで活用しています。


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