レース連戦してきた。

はじめてのステチャレ

 4月22日に開催された、ミニ四駆ステーションチャレンジに参加した。会場はコジマ×ビックカメラ柏店、通称・コジカシ。ミニ四駆のコースが常設されていて、無料で遊べて、ピットスペースに電源完備の最寄りの店はここしかない。いつもは建物の2階に設置してあるコースが、当日は店舗の出入り口近くという一番目立つ場所に設置され、ギャラリーもたくさんいた。コジマッハを生で見られてよかった(女児並感)
 ピットスペースは2階で、当日は電源が使えないということで、モバイルバッテリーでの充電であったり、階段を上り下りしないといけなかったり、結構ドタバタしながら1時間という限られた時間の中でセッティングを出した。当日のセッティングは以下の通り。


VZシャーシ(底上げ、剛性抜き、モーターピン埋め込み)
タイヤ径: 22.4mm
 前: ローフリクション 段付き, ローハイト用ヘビー
 後: 白ハード 段付き, ローハイト用ディープリム
スプリントダッシュ 推定34,000rpm
ギヤ比 3.7:1
ブレーキ
 前: 青3mm
 サブ: 青2mm
 後: 黒2mm


 結果から言うと、このセッティングは失敗でめちゃクソ遅かった。当たり前である。回ってないモーターに、ぶん回るモーター積んでる前提のタイヤ径だからスピードが出なくて当然だ。前と後ろでホイールが違う(共にアルミだが)のは、少しでも前後の重量配分を同じにできるように、という配慮からなのだが、なんの役にも立たなかった。まだ前後24mmのスーパーハードをパワーダッシュで回したほうがマシだった。
 で、1回戦で本大会の優勝者と当たってしまい、爆散。よかったのはスタートダッシュだけだった。コジマルールに則って敗者復活ブロックにまわり、キッズ2人と3人で走ることになり、2名の自滅で敗者復活戦1回戦は突破できたものの、2回戦では完全にスピード負けして敗退となった。
 ピットを片付けてレースを観戦していたが、非常に盛り上がりを見せていた。3レーンで100mオーバーという長丁場を連続して走らなければならない(勝ち進むほどインターバルが短くなる)ので、バッテリーやマシンコンディションのマネジメントも試される場になっていた。
 表彰式を見届けて帰宅。翌日の大会に向けてモーターを慣らしつつ各部メンテをして就寝。ステチャレは様々な店舗で開催されるので、また折を見て参加したい。

帰ってきたコジマ主催レース

 翌日23日は、3年ぶりの開催となるコジマ主催のレース、シン・KING CUP、その初戦が、コジマ×ビックカメラ坂戸店にて開催されたので、参加してきた。コジカジの常連さんに「高速使って1時間は遠いな〜」という言葉を尻目に、往復8時間(当人の貧脚と方向音痴のせい)かけて行ってきた。コジマオリジナルセクションなるものが登場すると聞いていたが、どうせちょっとデカいバンクとかそんなんだろとたかを括っていたら恐ろしいセクションが設置されており、おっぱげた……

トルネードチェンジャー

 ぶっちゃけ、これだけなら「なーんだ別に大したことはないや」で済んだかもしれない。しかし、実際に走らせてみてこのセクションが恐怖に変わった。
 まず、デビュークラス(中学生以下の子供たちの部門)が終わると、一部レイアウト変更が入った。このトルネードチェンジャーの先は3枚(だったはず)のストレートからの最終コーナーだったのだが、メジャークラス(小4以上)は最終コーナー手前が1枚ウェーブとなり、難易度が増した。
 そしてこのトルネードチェンジャー、恐ろしく設置状態が悪く、一定以上のスピードで走ろうとするとガタガタと揺れるのである。螺旋の内側は壁がないので、バランスを崩せば落下、リタイヤになる。また、トルネードチェンジャーの螺旋状になっていない2レーンはジャンプ台になっており、飛距離の調整をミスるとウェーブで弾かれてしまうというオマケつきである。
 と、コジマオリジナルセクションについてここまで書いたが、一番怖かったのはコーナー直後のドラゴンバックからの2枚着そしてコーナーというセクションであった。コースアウトするマシンの殆どがここでコースアウトしていた印象。なめくさってブレーキは前日のまま、一応予備で赤と白は持ってきていたが、フロントが全く効かず、ドラゴンバックで飛びまくっていた。
 なにより苦しめられたのが、夜通し慣らしをしていたスプリントダッシュモーターが“覚醒”してしまったらしく、文字通りの暴れ馬になってしまった。少しでも軽量化を、とホイールをエレグリッターのもので作ったタイヤで持ち込んだのもいけなかった。ホイールはそのままでリヤタイヤだけスーパーハードにすればよかったのだが、ストックもなく、とにかく完走第一で電圧を落として、あとはお祈りになった。結局ドラバで飛んでしまい、敗者復活戦でも同じ光景を見ることになり、シン・KING CUP初戦は幕を閉じた。
 そして、この大会で復帰当初からの使い続けてきた充電器が寿命を迎えてしまい、現在ミニ四駆を走らせることができなくなってしまっており、予算待ちになっている。このままではせっかくの連休を家で過ごすハメになるかもしれない…… 果たしてお金は足りるのか。ジャパンカップまでに新マシンは完成するのか。乞うご期待。

末筆ながら……

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