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しょうらいのゆめ。

今日はこどもの日。

屋外に出る機会も少ないので、大空を泳ぐこいのぼりをまだ目にしていない。
今年は、川辺に広がる無数のこいのぼり大群には、お目にかかれないだろう。
各家庭の軒先で、そよそよなびいているくらいだろうか。

これもまた風情なのかもしれない。

我が家の男子三兄弟(10歳、8歳、5歳)は、外出自粛が続く中、家の中で怪獣の如く暴れながら過ごしている。

溢れんばかりのエネルギーを消費させるには、室内だけではもう限界だ。


小学生組の長男、次男は、学校からの課題もあるので、午前中は基本的にはお勉強の時間。
プリントでは無く、新学年の教科書をメインとした課題が中心。

出来る限り付き添いながら勉強を見ているのだけど、集中力散漫でもう大変。。。
早く学校が再開してほしい…。


5年生長男と、3年生次男で共通していた課題が、道徳科目の自己紹介ワーク「自分のことを書いてみよう」だ。

「好きな遊び」や「好きな食べ物」、「自分の好きなところ」など、10個の質問に答えて書いていくワーク。

ちなみに3年生次男のもの↓

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道徳の教科書の最初のページにあるので、おそらく新学期の授業でみんなで取り組んで、新しいお友だちと自己紹介をし合ったりするものなのだろう。
そのやり取りはもう少し先になりそうだ。


我が家の長男と次男。
自分のことを書く課題にも関わらず、なんと書いていいか分からないと困惑気味。

特に、「しょうらいのゆめ(将来の夢)」について頭を悩ませている模様。
次男に至っては、「働きたくない!」とのこと。

「将来の夢だからといって、必ず職業を書く必要は無くて、どうありたいかとか、こんな生活がしたいとかでもいいんだよ」と促すが…。

それはそれで書くのが難しいし、発表するとき恥ずかしいとのこと。
(この保守的な性格は誰に似たのやら…)


「じゃあ、職業を書こう」となって、「何になりたいの?」と聞いても中々出てこない。

パパ:「パイロットは?」
子供たち:「落ちたらどうする!」

パパ:「スポーツ選手は?」
子供たち:「ケガしたらどうする!」

パパ:「YouTuberは?」
子供たち:「稼ぐの難しいのパパ知らないの?!」

パパ:「・・・」(つならない子供に育ってしまった…)


そんでググって参考になったのが、以下の学研のサイト。

代表的な19の職業区分や、興味のあるジャンル、自分のタイプから職業を探せる作りになっていて、お仕事の内容や向いている人の特徴なども分かりやすく書いていた。

一緒にサイトに向かって、イラストのイメージと共に「栄養・調理・製菓に関わる仕事は?」といった感じで見ていくと、「これやだ。」「これいい。」などと、結構意思がはっきりしていることに気付く。

結果的に、長男は「プログラマー」で、次男は「学校の先生」に落ち着く。


「よし、これで宿題終了!ゲームだぁ〜!!」と勉強部屋を猛スピードで出ていく子供たち。


・・・。


パパは子供の頃、本気で漫画家になりたくて、自作の漫画作って、Gペンやらスクリーントーンを買い漁って夢中になっていたのに…。

我が子ながら、冷めているというか、現実思考というか、面白味の無いリアルな状況に苦笑…。
(僕の漫画家目指すぞエピソードはコチラにて↓)


子供に夢を見させてあげるのも、親の役割だと思うのだが…。
押し付けて夢は見るものではないので、男は黙って背中で見せるしかないかな。

「もっと社会は楽しいんだぞ!」と体現していかなければなーと感じた、子供の日の昼下がりでした。


*INAZUMAN*

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