世田谷総合研究所 レポート№1

「そこは一時停止につき」
約2年前に横浜から世田谷に引っ越してきました。18歳で上京して以来、東京都内と神奈川県内で何度かの転居を重ねてきたのですが、世田谷は、これまで暮らしてきた街にはない独自性を感じています。

世田谷に暮らし始めての第一印象は、住宅街を巡る道路が狭い!なのに一方通行の道路は少ない!車に乗っているときは、「どうぞ対向車に出会わないように」といつも願っています。
そして複雑なまでに道路が交差しすぎ!2差路、3差路は当たり前、4差路、5差路が普通にある。だから一時停止マークがあちこちにある。
そんな道路事情なので、私は世田谷の住宅街を車で往来するのに、とても神経を使います。

6差路

▲写真では分かりづらいのですが、6本の道が交差しています

さらに運転中の私の神経を消耗させるのが、住宅街の道路の随所に設置されている強制減速ガード(正式名称ではありません)です。道路の交差点に車幅プラスαの間隔でポールやガードレールが設置されています。そこを通過する車は、車体可愛さのあまりに自ずと減速するわけです。

事故防止のための安全策であることは十分に理解しています。設置されていて然るべきなのです。しかし同じ目的の安全策である段差舗装の減速帯は、よく見かけるのですが、ポールやガードレールとなると…私は世田谷で初めて見ました。正直、最初は軽く戸惑いました。

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▲ポール型減速ガード

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▲ガードレール型減速ガード

世にも珍しいポールとガードレール景観は、減速帯に勝る強制力が必要なほど、世田谷の住宅街の道路が狭く、複雑に交差している、ことの証だと分析できます。

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