ダイビングコンパスの選び方

今回はコンパスの選び方、初心者の頃にはあまりコンパスを気にして選ばれることって少ないかもしれません。
でも、ダイバーにとってコンパスはなくてはならないもの、海の中でコンパスなしでダイビングするのは目隠しして潜ることと同じかもしれません(少し大げさかな)。

 
オープンウォーターダイバーコースでは、ダイビング中のコンパスの使用方法を2種類学びます。
水面で泳ぎながらコンパスナビゲーション、水中をコンパスを使って往復するナビゲーション。
アドヴァンスコースでは直線の往復に加えて水中でコンパスを使用して四角形を描くナビゲーション。
レスキューダイバーコースでは行方不明ダイバーの捜索の際にナビゲーション。
ナビゲーションスペシャルティでは水中で5回の方向転換をしてスタート地点に戻ったり、自分たちでナビゲーションのダイビングプランを立てたりします。
ディープダイビング、ナイトダイビングでもナビゲーションのトレーニングはありますね。
ダイブマスターコースでは水中ガイドの際になくてはならないアイテムですし、インストラクター開発コースであればコンパスナビゲーションを指導する立場になります。
 
 初心者コースからプロコースまでほとんどの場面で使用されるナビゲーション、コンパスがだんだん大切なアイテムに見えてきませんか(笑)?

コンパスの2種類

直接読み取り式

外周の数字が動く

ダイビングメーカーのコンパス、今ではほとんどがこの直接読み取り式になっています、ベゼルに方位目盛が表示されるので、インデックスマークを動かすと数字も一緒に回転します。

間接読み取り式

外周の数字は固定されている

インデックスマークを動かしても方位目盛は動きません、インデックスマークだけが動く仕組みです。

今回大雑把に2種類と書きましたが、ダイブコンピューターに備えられた電子コンパスもありますし、南半球用と北半球用という分類もあります、電子コンパスは少しだけ後述しますが北と南に関してはどこかで説明できればいいかなぁと思っていますので今回は割愛しちゃいますね。

コンパスの装着方法は3パターンかな。

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コンソールタイプ

コンソールに収納

残圧計や水深計と共にコンソールに収納されているタイプ、装着忘れはなさそうですね。

ホースマウントタイプ

少数派?

残圧計のホースに取り付けるのが一般的ですが、他のホースに取り付けることもできます


リストタイプ

手首に装着

時計タイプになっているので手首に巻いて使用します。うっかり装着し忘れることがないように気を付けてください。

コンソールタイプ

コンソールに収納

残圧計や水深計と共にコンソールに収納されているタイプ、装着忘れはなさそうですね。

ホースマウントタイプ

少数派?

残圧計のホースに取り付けるのが一般的ですが、他のホースに取り付けることもできます


リストタイプ

手首に装着

時計タイプになっているので手首に巻いて使用します。うっかり装着し忘れることがないように気を付けてください。

コンソールタイプ

コンソールに収納

残圧計や水深計と共にコンソールに収納されているタイプ、装着忘れはなさそうですね。

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どのスタイルがいいか、初心者のダイバーの方には忘れない、という一点で、コンソールタイプがイチオシです。
レギュレーターを忘れない限り、コンパスを忘れることもありません。自身の経験上リストコンパスを頻繁に忘れます、ですのでコンソールが安心かと思います、上のコンソールタイプの写真は残圧計、水深計そしてコンパスがコンソールに収まっています、当ダイビングスクールのインストラクターに愛用者が多いです。
ホースマウントタイプは位置を変更出来たり、軽量化という点で若干メリットがありそうです。

コンパクトなコンソールタイプ

両面にそれぞれ収納します

残圧計一体式のコンソールですが、コンパスと残圧計が背中合わせに収納されています、その為、全長を短く抑えることが可能になっています、その分厚みは増していますけど。
掌に収まる感じは小柄なダイバーの方にも使い勝手がいいかもしれません。

はじめてのアイテムとしてはお勧めできます、ただし水深計がないのでダイブコンピューターまたはリストタイプの水深計とダイビング用の時計が必要になります。

リストタイプについて

リストタイプは2つの装着方法に分けることができます。

ストラップタイプ

ドライスーツの時に注意が必要

腕時計と同じストラップがついています、ドライスーツの時にストラップの長さが足りなくならないようにストラップは長めになっています。


バンジーコードタイプ

交換しやすい

バンジーコードは伸縮性があるためサイズの対応幅が広いです。
自分の長さにあったバンジーコードに調節する必要があります、あと結び方が悪いとほどけることもあるでしょう。


リストタイプコンパス、悩んだ場合は腕時計などで慣れているストラップタイプがよいかもですね。

電子コンパス

ダイブコンピューター

ダイブコンピューターには機能の一つとして電子コンパスが内蔵されているモデルもあります、写真のテリック、アクアラングのカルムなどにも内蔵されています。
私自身は慣れているダイビングポイントでは電子コンパスを使用して、なれない場所ではアナログコンパスを使用しています。

コンパスを活用するためのダイビングコースはこちらです

サーチアンドリカバリー

コンパスなしでは終わらない

ナビゲーション

コンパスの基礎を学ぶ

ダイビングギアはコンパス一つとっても様々な選択肢があり、初心者の頃にこんなもんかな、で購入しても、こっちにすればよかった、なんて気持ちになることもあります、初心者ダイバーの方、もちろん中級ダイバー、プロレベルのダイバーの皆さんに器材選びで後悔してほしくありません、長く使用できるダイビングギアです、ダイビングギア選びに迷ったら当ダイビングスクールのインストラクターに是非声をかけてください。
また、機種によっては
ダイビングプールでのモニターができますのでお気軽にお声がけください。
また
ON LINE SHOPでは基本メーカー希望小売価格での表示になっていますが価格的にもメリットの出るクーポンを配布していますので是非ご活用ください。

オンラインショップではこちらの画像がクーポン対象商品です。

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