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バイパス腹腔鏡手術

28日16:00 術前説明
30日11:30 手術室入る
       14:00 病室戻る

やっと抗がん剤の副作用が抜けて、吐気が全くなくなり身体が楽になった。2週間かかった。回診に来る主治医と今後の治療について話し、QOLを保つ為にも減薬しようとなった。また薬剤師とも吐気留め対策として、薬を増やすか、違う薬を試すよう、調整してもらうようお願いした。
エンハーツは3週間サイクルの治療。そのうち2週間、副作用で苦しむようなら、残された人生を楽しめない。ウーゴと朝晩散歩したい。けんちゃんとご飯を美味しく食べたい。家事もしたい。ただ日常を送りたいだけ。

執刀医による術前説明。小腸とS状結腸を繋ぐバイパス腹腔鏡手術。腹腔鏡でお腹の中の様子を見て、腹膜播種が進行し、他部分の大腸が狭窄していたり、内臓の癒着が強かったら、小腸の人工肛門造設手術に変更となる。手術は約2時間。麻酔やら準備を含めると3時間程度で病室へ戻って来れる。コロナ禍、面会はNG。手術室へ入る前と病室へ戻る前の2回だけちょこっとだけ会える。原則1名。けんちゃんが病院に来てくれ、執刀医から術後説明も聞いてくれる。

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手術室で目が覚める。お腹に鈍痛。手術中、緑鮮やかな芝をウーゴと散歩している夢を見ていた。

手術台から病室のベッドに移動して、そのまま病室へ。けんちゃんが執刀医から術後説明を受け内容は下記。

1. 当初から腸閉塞が懸念されていた横行結腸の周囲にはやはり硬くなった塊があり、再発を起こしている。
2. その周りに播種が散らばっていないか確認したが、そういった症状は見られなかった。細胞を取って検査する細胞診も行ったが、悪くなっている部分は見つからなかった。
3. 以上の状況から、小腸と、S状結腸のできる限り上流側を繋げるバイパス手術を行い、無事に繋げられた。
4. 術後は下痢などが続くと思われるが、内臓が慣れてくると、ちゃんと便が出るようになると思われる。
5. 順調に回復すれば、術後3日目くらいから、流動食を食べ始められる。
6. 順調に行けば、今日から一週間後くらいに退院できる。

まだボーっとうとうと眠い。今はゆっくり回復を待ちます。

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