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インパラブルー
インパラブルーとは、南アフリカを産地とする高級石材の1つ。黒っぽい石目の所々に、ブルーチップ(青色の結晶)が散りばめられているのが特徴です。光の当たり方によってサファイアのような青々とした輝きを見せることから石材業界では「宝石」と呼ばれ、神秘的な雰囲気を醸し出しています。
吸水率が0.034%と低く、艶や硬さ、耐久性にも優れているため、墓石としての利用が最も多いです。中でも、洋型墓石やデザイン墓石への利用に注目が高まっています。
とはいえ、インパラブルーは産出量が少ないので他の石に比べると希少価値が高いのも特徴の1つ。特に石目が細かいものほど産出量が少なく、価格も高い傾向にあります。また、「インパラキング」「超級インパラ」などと呼ばれるブルーチップの大きいもののほうが人気は高いです。もちろん、その分だけコストも高くなります。
なお、ブルーチップの量は発掘する時期やブロックによって異なるため要注意。ブルーチップが含まれていないものは「ラステンバーグ」と呼びます。墓石などにインパラブルーを利用したい場合は、石材店にサンプルをカットしてもらい、ブルーチップの量や色むらなどをチェックすると良いでしょう。
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