【的中🎯】京王杯SC～レース回顧～

【総評】
→逃げたのはメイショウチタン。GⅡの1400ｍで前半34.8秒は遅いペースのレースとなった。上がり3Ｆのタイムも33秒台とトップスピードの質が問われた展開となった。1.2着は道中の位置取りは全く違う形となったがゴール前まで良い戦いを見せてくれた。1、2着馬が力は抜けておりそれ以下とは少し差がある結果となった。3着馬は昇級戦で重賞初挑戦でありながら結果を残した。他馬のレベルに疑問は残るが今後が楽しみな結果となった。

【タイム】
『1.19.7』（スローペース）
上がり3F　34.8秒
テン3F　　33.9秒
1000ｍ　　0.57.0秒                                    
※過去１０年（14年〜23年）で4番目のタイムに匹敵

【予想　着順結果】
◎15ウインマーベル→1着👏
○1トウシンマカオ→6着
▲9ダノンスコーピオン→4着
△13ダンディーズビビット→10着
×3ソーヴァリアント→7着
★4レッドモンレーヴ→2着👏

【買い目】
◎→○▲×☆ 馬連　(当たり🎯)
◎○→◎○▲×☆→◎○▲△×☆ 3連複　(外れ❌)

【各馬の回顧】
1着　本命◎15ウインマーベル
→昨年の京王杯では2着に敗れたが今回はハナ差で2着馬に逆転となった。今日はスタートも決まり大外枠ながら4番手の位置を確保することが出来た。道中はペースも緩むことなくウインマーベルにとっては理想の展開となった。最後の直線抜け出すとウインマーベルも33.2秒の末脚で猛追するレッドモンレーヴの追い上げを振り切り1着でゴール版を駆け抜けた。やはりこの馬にとっては1400ｍがベストの舞台で確実に走ってくる。次がどの舞台になるのかはわからないが1400ｍのＧⅠが無いのが残念だ。

2着　★4レッドモンレーヴ
→道中は最後方からの競馬で上がり32.2秒の末脚とこれ以上ない末脚で迫ったが僅かに届かない結果となった。抜け出したところで少し気が抜けたところはあったが紙一重の差で騎手のせいではないと思う。上がりタイムもこれ以上ないというぐらいの末脚で迫っており今回は運がなかった。前走の負けを引きずることなく今回しっかりと走れたことにより次走の安田記念に向けていい1戦となったに違いない。

3着　無印11番スズハハローム
→今回、3勝クラスからの昇級戦、重賞初挑戦でのＧⅡとうことで軽視してしまっていた。しかしこの馬は1勝クラスからの勝ち上がりも全てこの距離であるように1400ｍでは(3.0.0.1)と適正舞台であった。道中も7番手の中段で進め上がり33.3秒の末脚で3着を確保した。このメンバーで今日の結果は好感が持てる内容となった。今後については下のクラスでも1600ｍでは勝ちきれないように1400mと舞台に適性が高いためレース選びが重要になる。

4着　▲９ダノンスコーピオン
→予想でも挙げたように、今日はダノンスコーピオンにとってベストの条件が揃っていた。ここ数戦はメンタル面で馬のやる気が無い面を見せ苦戦続きであったが、福永厩舎に転厩し上手く立て直すことが出来た。最後の直線でも大きな不利とまででは無いが中で少し包まれてスムーズに抜け出せていないが前が空いてからは上がり33.1秒とメンバー2位の末脚を披露し4着まで。復調の兆しで次走もう一段上がってきそうで楽しみな一戦となった。次走も良馬場で走ってほしい。

6着　○１トウシンマカオ
→やはり懸念していた通りこの馬にとっての1400mは距離が長かった。最後の100ｍで減速しておりやはり適正は1200ｍだ。レース後、鞍上コメントもあったように左回りではバランスが崩れているとあったように少し掛かり気味の姿も見て取れた。高松宮記念後の初戦ということで期待していただが夏を超えての1200ｍで見直したい。

7着　×３ソーヴァリアント
→初の1400ｍの挑戦だったが結果を残せなかった。最後の直線では外に持ち出して良い場所を走っているが元々切れる脚がある馬でもないので後方勢からの馬に飲み込まれて終了。やはりこの馬にとっては2000ｍの距離で先行から押し切る競馬がベストのように感じる。ピークも過ぎている印象で今後手が出しづらい一頭になった。

10着　△13ダンディーズビビット
→スタートで少し出負けし後手を踏む。去年の競馬のように先行の位置を取りに行ってほしかったが叶わず中団後方での競馬となった。この競馬では掲示板も厳しく残念な結果となった。去年に比べても生き脚も遅くなっている。今回の舞台はこの馬にとって最大のチャンスであった中で今日の結果では今後重賞クラスでは厳しくなってきそうだ。

【まとめ＆次走注目】
※安田記念のステップレースとしては2着のレッドモンレーヴと4着ダノンスコーピオンは良い叩き台の一戦となった。この2頭は安田記念でも注目したいが、レッドモンレーヴは前哨戦キャラのイメージが強く枠順やメンバーで検討が必要な一頭。

※ウインマーベル・トウシンマカオは適正距離で走れば安定した力があり、秋の前哨戦では馬券の扱いがポイントとなる馬である。前哨戦で結果を出しGⅠで好走できるかとなると疑問を持たないといけない馬たちである。