根岸S 予想
![](https://assets.st-note.com/img/1706233466177-ddzmwGt1Nd.png)
過去5年良馬場平均
34.8-12.0-36.1=1.23.0 前傾 1.3
23年 レモンポップ
34.6-12.0-35.9=1.22.5
22年 テイエムサウスダン
34.4-11.8-36.9=1.23.1
20年 モズアスコット
35.0-12.3-35.4=1.22.7
東京D1400mは、1分23秒を切れるかが未来重賞好走の閾値。
2000年以降、時計のかかる10月~2月開催の晴曇良馬場非重賞でそれを満たしたのは6頭。
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その全てが後の重賞で馬券内。
サンライズノヴァ 3走後 根岸S 2着
ヘリオス 2走後 根岸S 2着
トーセンブライト 1走後 武蔵野S 3着
バンブーエール 1走後 JBCスプリント 1着
レモンポップ 1走後 武蔵野S 2着
アドマイヤスバル 1走後 根岸S 3着
今年は7頭目、霜月S組 アルファナム が参戦。
全体時計は、春開催に比べややかかる中での1分22秒台は価値が高い。
![](https://assets.st-note.com/img/1706234927634-qbX2EuAYCN.png)
【C】ヘリオス
4年連続の出走の明け8歳馬。
前走武蔵野Sは、芝部分で加速できず、馬群中団に構える格好になり度外視。前々走のペルセウスSは、1400m戦にもかかわらず、テン3F 35.5の超スロー戦。中盤も12秒台と緩んで、ラストの瞬発力勝負に。上がり上位が下位に沈む中、4角先団勢が馬券内を独占。かなり展開が向いた格好で、走破タイムも遅め。
内枠を引いて、逃げられなかった逃げ馬を期待したいところですが、テンの速さは最内のアイオライトに軍配。逃げ馬の真横は、テン速く砂被りしたくない川田さんが猛然とやってくる。
【B】フルム
近走スタートが成長し、位置が取れるようになり安定した戦績に。
前走コールドムーンS(中京D1400m)は、テン3F 33.9 のハイペースを中団から差し。2走前霜月Sは、根岸Sのテン3F平均よりも速い 3F 34.4 を中団に構え、5着と粘り込み。
位置が取れるようになった分、ラストの減速に繋がり勝ち切れていない。右後ろ脚が外に広がる面白い走り方で、左に力が入る分、左回りが得意な印象。
【C】エンペラーワケア
ここまで砂被り経験なしの1番人気。
初の関東遠征に加え、中盤が緩み、終盤に時計がかかる展開が多い。
前走3勝クラスは、12月阪神D1400m条件戦ではテンが近年最速の33.6(稍)。それを先行して上がり3位の0.6差圧勝は強い。前々走2勝クラスは、3F目から12秒台になるスロー戦で、2番手上がり最速はあまり価値はない。
スタートは速く、騎手との手は合う。逃げ馬の隣をつけられそうで、砂被りの心配は薄い。ただ、1番人気になる裏付けに乏しく、リスクになる項目が多い。
【B】サンライズフレイム
スタートは中団程度のスピード。砂被り経験はあり。
直近はスタートで遅れることがあって、道中のかかりもみられ、人気馬ですがやや懐疑的。ただ、スタートが悪くなった分、後方一気の戦法は鞍上と手が合う。
前走、オータムリーフS(京都D1400)OP。勝ち方は派手も、翌日の3勝クラスに劣るタイムで、ラスト1F上がりのかかるレース。逆に、前々走の3勝クラスは、中盤厳しい流れを差し切り。前走のOP勝ちも納得。
どんな競馬になってもラストの持続力に秀でており、直線長い東京では好勝負ができそう。
【C】パライバトルマリン
マイル以上で活躍し、東京D1400戦のテン34秒台後半の経験はなし。
テンは遅めで、中枠ならハナは譲ることになりそう。1勝クラスで4着に敗れた際、明確に砂被りを嫌がっていたのが印象的。前走逃げていたのもマイナス材料で、斤量差でどこまで。
【A】タガノビューティー
スタートは遅く後方から。
スピードの持続力が魅力で、東京での良績も納得の結果です。勝ち切れないのは、初速の遅さと距離ロスの分。去年は化け物2頭に負けてしまいましたが、今年は昇級戦組が多く胸を張れるメンバー構成。
【A】アルファマム
好走例が続く1分22秒台勝利馬。全12走中9回上がり最速で、末脚の持続力が魅力。スタートの遅さをラストの持続力に変えて重賞勝利を狙う。
3走前のNST賞は、4F目に大きく緩んだスロー戦。走破時計は近年最遅も、遅い流れ後方から上がり最速で突き抜けた。
4走前の桶狭間Sは、前日2勝クラスとほぼ同タイムで勝ちは低いものの、前残りになりやすい条件で、一頭だけ追い込み競馬で勝ち切った点は評価。
印
◎アルファマム
〇タガノビューティー
ラストの持続力に秀でた2頭を抜擢。
時計の裏付け・斤量面・オッズを加味して、一発特化を期待できるアルファマムの単勝狙い。東京D1400m馬券内堅実のタガノとの馬連ワイドがうまくハマれば。
逃げたいヘリオスと、砂被りたくないエンペラー・パライがうまく前を引っ張ってくれれば。
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