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Inamba

お気づきの方もいる…かもしれませんが、「Inamba」のニックネームの由来は伊豆諸島にある「藺灘波島(いなんばじま)」という小さな島からきています。

藺灘波島は、面積わずか 0.015km²・標高 75 m のとても小さな島です。「巨岩」のほうがしっくりくるかもしれません。
一番近い御蔵島(みくらじま)ですら 35 km 離れている、いわゆる「絶海の孤島」です。

おそらくほとんどの人が知らないような、Google マップの航空写真にすら載っていないこの島をニックネームのもとにした理由は、単に語感がよかったというのもありますが、私自身、昔から無人島、特に絶海の孤島が好きだからです。
…と言っても、無人島には一度も行ったことがありません。見たことすらありません。Google マップや Wikipedia で無人島を探して眺めたり、その島について調べることが好きで、今でもたまに眺めていたりします。

無人島に惹かれたのは、もう8年近く前になるでしょうか。
子供のころ、和室に大きな日本地図が貼ってありました。その中に、豆粒のように小さい点で書かれている、豆南諸島(伊豆諸島のうち、南方のベヨネース列岩・須美寿島・鳥島・孀婦岩のことを指す)の島々がありました。
気になって親のお下がりの電子辞書で調べてみる(当時はインターネットの使い方を知らなかった)と、島々の詳細な解説が書かれていました。
その後 Google マップの使い方を覚え、伊豆諸島の島々を探してみたりするようになり、それ以来無人島、特に伊豆諸島のような絶海の孤島が好きになりました。
周りに何もない大海原の中、ぽっかりと浮かぶ島のその姿に惹かれたのかもしれません。

ただし、当然ながら、無人島、特に絶海の孤島へ行くことはそう簡単ではありません。
当然人は住んでいないので、船をどこかからチャーターする必要があります。この時点でコミュ力が必要…
さらに藺灘波島のような、絶海の孤島でかつ「巨岩」な島はそもそも上陸すること自体が非常に難しく(上陸できる場所自体がほとんどないうえ波が非常に高い)、危険をともないます。
もっとも絶海の孤島なだけあり、魚がたくさん釣れるそうで釣りオタクの中では一度は行ってみたいスポットになってるとかなんとか。
…といった訳で、団体様でもない限り個人で無人島に旅するのは不可能に近いです。一度どこか行ってみたいんですが。

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ただ、無人島ではありませんが、絶海の孤島であれば一応行ける場所が存在します。伊豆諸島の青ヶ島です。
有人島ですが、人口はわずか 169 人。世界的にも珍しい二重カルデラの島で、常に侵食され土砂崩れが起きているという、自然の驚異を感じざるを得ない絶海の孤島です。
いつか行ってみたいんですが、絶海の孤島で波が高いこともあり船は数日に1回は運休、ひどい時には数週間船がこないことも。
船がこない時のためにヘリコプターもありますが、定員はわずか 9 人。予約はなかなか取れないそうで、行くことすら難易度が高い島です。

それでも、絶景に魅せられて毎年それなりの人が観光にくるそう。
いわゆる「観光スポット」はありませんが、その美しさは写真を眺めるだけでも伝わってきます。

いつか、行ってみたいな……

…前置きが長くなりましたが、この note をよろしくお願いします。

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