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インド宿曜占術の脅威の的中

私がこれまでに、勉強してきた占術の中で
特に「インド宿曜占星術」と「四柱推命の日干」の二つを主に使って鑑定していますが、占術にはそれぞれ得手不得手のようなものもあります。

「インド宿曜占星術」が最も強いのはズバリ「相性」


カップルの相性、集団の仲間関係などの鑑定に一番強いのは
インド宿曜占星術
まずはご自分とお相手の生年月日から宿命を調べます。

27個の宿命の関係を7つの相性から割り出します
・栄親の関係 最高の関係
・友衰の関係 ロマンチック・悲しみ
・危成の関係 ライバル・異質
・安壊の関係 運命を破壊
・命の関係  全く同じ相手 相性はイマイチ
・業の関係  前世の自分 相性がいい
・胎の関係  来世の自分 相性はイマイチ

この相性は単に7つの関係だけではなく、☆5つで強弱を採点していきますので、例えば、最高の栄親の関係でも☆5つの関係もあれば☆4つの場合もあります。(栄親の関係で☆3つというケースはありません。逆に最も悪い関係の安壊の関係の場合には☆1つから☆3つの関係まであります。わたしは個人的な見解としては安壊で☆3つの場合には、条件付きでいい相性と解釈しています)

この7つの関係と距離の遠・近・中によって相性の良しあしを総合的に判断します。
距離の遠・近・中は相性とは関係なく、「近くにいるかどうか」(これもよくあたる、相性が悪くても近くにいる腐れ縁のような関係もわかる)
宿命の配置図上の距離によって決まります。
ちなみに一番上に位置する角宿を自分とし、相手を下に位置する胃宿とすると、二人の関係は遠距離安壊の関係になります。

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この相性診断が私は一番的中率が高いと信じています。

ただ単に7つの関係だけで相性を診断するのではなく、それぞれの癖のようなものもありますので、「こういう点に注意すれば大丈夫」のようなことまでわかります。

私の場合、以前
「この人とはどうしても波長が合わない、近寄るといつも壊されてしまう」と思っていた人との関係を最初四柱推命の日干で占ったところ、非常にいい結果が出ましたので、「これはちょっとおかしい」と思って、宿曜で観てみると案の定「安壊の関係」でお互いの詳細を細かく調べてみても、なかなか救いようのない相性でした。

性格鑑定も的確

次に、相性ではなく、単に個人の性格傾向のようなものを見たい場合には、宿命だけでも、概ね判断は可能ですが、更に生まれ曜日7つに分類することで的中率が格段にアップします。(もっと詳しく調べるために宿命によっては、男女の違いや生まれ時間の違いによってさらに精度が上がります)

概ねそれぞれの宿命には相性のいい曜日というものがあります。
そのもっともよい相性の日の生まれは「七曜陵逼日」という特殊日に当たります。
この特殊日はすべての宿命において其々存在します。
しかしこの特殊日に生まれたから運がいいとは限りません。
運の良しではなく、宿命と曜日の相性が特殊ということです。

陵逼日がどのようにして表面に出やすいかというと
・他人の心のうちを感じ取りやすい
・男性の場合は母性的で、女性の場合は勇敢な人が多い
・話術が優れていて引き込まれてしまう

このほかにも特殊日には
・金剛峯日 質実剛健
・甘露日 裕福に育つ
・羅殺日 自分のきらいな部分が表に出てしまう

などの生まれがありますが、これらの出現は稀です。

七科分宿

27この宿命はその性質によって7種類に分類されます。

・安重宿 安定を求める 名誉と財運の人
・和善宿 温厚で人との交流を望む人
・急速宿 物事の成就が早い人
・軽躁宿 小市民的で安定志向の人
・猛悪宿 善良な人と身勝手な人に分かれます
・毒害宿 しぶとく抜け目なく変化に強い人
・剛柔宿 内剛外柔又は内柔外剛のいずれかの人

に分けられますが、私はあまりこの分宿はこだわる必要はないと思います。
猛悪・毒害という名前は少しインパクトがありますが、悪いという意味ではなく、どちらかというと強いというイメージです。

万能な四柱推命

私の場合にはいつも、このインド宿曜占術と同時進行的に四柱推命の日干と中心星でその人の性格、相性などもおおまかに観ます。

やはり一つの占術のみに頼るのではなく、大きく見るのも重要と思うからです。
ただし、四柱推命は「陰陽五行説」を基本にしておりますので、インド宿曜よりも、相性など見る場合には、ケース分類が少なくなりますので、私はインド宿曜の方を重視しております。
 しかし四柱推命は驚くべき的中率、詳しく見ようと思えばいくらでも調べることができます。
調べ方も多岐に渡ります。
お金に糸目をつけない方は、大先生に占ってもらえば、相当詳しくわかるはずです。

どちらかというと、天中殺など人生のバイオリズム日日の吉凶などを占う場合、
四柱推命は最強だと思います。

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