【釣行日記】タチウオテンヤ【兵庫県西宮市・釣人家】
ちょーすです。
関西ならではの太刀魚のテンヤ釣りをしてきました。
タチウオテンヤ
タチウオは太刀魚と書き、その字の通り、海中を立って泳ぎます。
サイズが大きいタチウオは「ドラゴン」と言い、定義はいくつかありますが、幅が指5本以上か長さが120cmとなっています。
釣船屋でシーズン毎にドラゴンランキングをやっていたりもします。
タチウオテンヤはタチウオの習性を利用し、仕掛けに噛み付いてくるタチウオをテコの原理で針をフックさせて掛ける釣方です。
商売人の街だけあり、餌持ちと手返しの良さが最高です。
テンヤは関西独自の釣方で、他の地域ではジギングで釣る場所が多いようです。
釣人家
今回は西宮市の釣人家の「タチウオ遠征便」を利用しました。
今津港の中にあり、営業開始まで店の前の大きな防潮扉が閉まっています。
駐車場の場所は利用する船によって場所が違うので、店員に確認する必要があります。
店内
まず乗船名簿を記入し、受付を行います。
記入台の下には季節毎の出船予定の札がありました。
受付を済ませたら、待合等で出船を待ちます。
他のお客さんは朝ごはんを食べたりしていました。
出船
出船時刻になれば、声掛けがあり、船へ向かいます。
今回は5時に出船でした。
船には乗ったものの、実際に船が動き出したのは、5時30分でした。
開始
ポイントに着くと、徐々に空が白んできました。
個人的にはこの水平線から太陽が昇ってくる景色は釣船の醍醐味の1つだと思っています。
仕掛けを準備で、テンヤにイワシをセット(針金でグルグル巻き)します。
注意点はイワシの口元をきつめに巻き、鰓蓋が開かないようにする事と尻尾はきつく巻かずに自由に動くようにする事です。
アタリはタチウオがイワシを下からはむはむと啄ばみむため、コツコツといったアタリで、その後、グッと下に引き込むか、フワッと上に上がります。
アタリでフッキングで合わせると、下側の釣針がタチウオに掛かります。
フッキングして巻き上げていくのがタチウオ釣りの醍醐味です。
正しくフッキング出来ると、タチウオの顎に針が刺さります。
釣り上げたばかりのタチウオは顔が映りそうな程、キラキラに反射しています。
タチウオの歯は非常に鋭いので、気を付けて血抜や脳締をします。
テンヤの餌は使っていくと、鋭い歯によって次第にボロボロになっていくので、タイミングを見計らって交換します。
タチウオは群れで動くため、同じ船の誰かがヒットすると、近くの方も当たる可能性が高いです。
釣果
今回の最終的な釣果は、2人で5本と劇渋の結果でした。
2年程前にタチウオを釣った際には、2人で20匹弱くらい釣り上げたので、良いイメージを持って臨んだのですが、残念な結果でした。
同じ船の1番竿で7本だったので、劇渋の中ではまあまあ善戦したのではないかと思います。
こんなことはあまりないのですが、同じ船でも全く釣れてない方もいらっしゃいました。
まとめ
タチウオは鱗も無く、内臓の処理も楽なので、何よりも美味しいので、個人的には大好きな魚の1種です。
刺身、炙り、焼き、揚げと何で食べても美味しいです。
年始の船釣りは毎年の行事にしているので、また来年も行こうと思います。
来年は和歌山辺りで、鰤を狙おうかと思っています。
つづく