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【宇部市】まじめ川キャンドルナイト【まじめ川ミズベリング】

田舎暮らしをする経営戦略コンサルタントのちょーすです。

宇部市の中心を流れる真締川の遊歩道でイベントが開催されました。

まじめ川キャンドルナイト

「まじめ川キャンドルナイト」というイベントが初めて開催されました。

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キッチンカーでの食事の提供もあるようです。

主催は「まじめ川ミズベリング実行委員会」です。

協力が「宇部版ミズベリング研究会」「宇部工業高等学校」「慶進高等学校」「株式会社FEEL」「琴芝地区自治会連合会」「上宇部地域づくり協議会」で、後援が「宇部市」「宇部市教育委員会」「宇部日報社」「山口宇部経済新聞」「FMきらら」「宇部市民活動センター「青空」」で、スポンサーが「株式会社宇部セントラルコンサルタント」となっています。

確かに、「宇部工業高等学校」の学生が子供のサポートをしてくれてたりしていました。

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キャンドルナイト

夕方近くになるまでは、キャンドルグラスにメッセージや絵を描くワークショップや焼きマシュマロの体験がありました。

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ワークショップでは、子供達がマジックペンでキャンドルガラスに一生懸命に細工をしていました。

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会場周辺の川沿いには紙袋に入れられたキャンドルが配置されていました。

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こちらは並べるだけでも大変そうですが、雨が降らなかったことも良かったですが、風も強くなくて良かったです。

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この量のキャンドルのイベントは天候で、成功か失敗が大きく左右されそうです。

子供達がキャンドルに火を灯して、準備を進めていました。

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てっきりこの後、別の場所に設置するのかと思っていましたが、後からみてみると、おにぎりの形に配置されており、点灯していた時には既に完成形で配置されていたようです。

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日の入りが近づいてくると、「シャボン玉おじさん」が対岸に登場し、子供達が楽しそうにはしゃいでいました。

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「シャボン玉おじさん」は山口県東部在住のシャボン玉職人の方だったようです。

面白い活動をしている方もいらっしゃるんですね。

長い棒に沢山輪っかが付いた棒を振り、一度に大量のシャボン玉を生産していました。

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改めて思い返すと、一度にこの量で大きなシャボン玉が浮いているのは見たとこがなかったように思います。

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そうこうしている間に、徐々に日が沈んでいきました。

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完全に暗くなると、キャンドルライトの灯がフワッと見え、またゆらぎも心地よく、ロマンティックな雰囲気が出ていました。

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水面に映り、微妙に揺らめく灯も綺麗でした。

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これだけのキャンドルライトが灯るとかなり雰囲気が良くなります。

キッチンカー

4台のキッチンカーが集まっていました。

その中央にアウトドア用のテーブルやチェアが置かれており、自由に利用することが出来ますが、来場者に対しての数が少ないのと、場所が狭いのとで、かなり混雑していました。

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キッチンカーの方々もまさかここまで人が集まるとは思っていなかったようで、そこまでの食材の準備が出来ておらず、割と早い段階で食事が売り切れてしまっていました。

また炭火が熾されており、マシュマロを焼いたり、暖を取ったりしていました。

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丁度、炭が爆ぜたようで、火の粉が綺麗に映りました。

アマービレ

すっかり屋外イベントの常連のアマービレです。

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営業開始からかなりの行列が出来ていました。

今回はハイジのチーズパンと新商品のジビエソーセージを頂きました。

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チーズは香りがしっかりとしたラクレットを使っており、切り立てのハムと一緒に頬張ると風味が口の中に広がって幸せな気持ちになります。

ジビエソーセージは「鹿肉」「猪肉」「ミックス」の3種類があったのですが、「ミックス」は売り切れてしまっており、購入出来ませんでした。

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添加物フリーでかなりこだわって作っているそうです。

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保存料・着色料等は一切含まれていません。

食べ方は茹でても焼いてもそのままでも美味しいということでしたが、軽く焼いて頂きました。

市販のソーセージは皮がパリッとなるように添加物が入れられていますが、このソーセージは完全に無添加で作られているので、その食感はありませんが、ドイツ等のレストランの太目のソーセージをナイフとフォークで頂く時のような肉の旨味の深さと風味の豊かさを感じます。

それもそのはず、今回のソーセージの肉はレストランでテリーヌとして提供されるものと同じようにシェフの手が加えられているそうです。

今回売切れも出ており、また近い将来、新商品も開発されるそうなので、楽しみにしていたいと思います。

kitchen846

こちらも常連のkitchen846です。

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定番の粕汁うどんを頂きました。

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優しい味付けで、小さな子供も食べられます。

また今回はミートドッグが提供されていました。

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淡路島産の玉ねぎを使ったミートソースに、山口市小郡新町のパン屋「ファミーユ」の特製パンを使用したスペシャルドッグです。

大量に載せられたミートソースに埋もれてしまっていますが、硬めの特製パンにソーセージとミートソースがあっており、美味しかったです。

Mキッチン

こちらは準レギュラーのMキッチンです。

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今回はハヤシライスを提供されていました。

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かなりトマトの味が効いており、具材の鶏肉もゴロゴロと入っており、とても美味しかったです。

途中からごはんが売切れとなったため、ハヤシソース単品での販売となっていました。

蓋裏の手書き風のマークが可愛いです。

ちなみに「ハヤシライス」の由来には諸説あるようですが、「上野精養軒のシェフの林さんのまかない飯」に由来する説と、「丸善の創始者である早矢仕有的(はやしゆうてき)がかつて医師として勤めていた病院で患者の食事としたという説」「丸善の創始者である早矢仕有的(はやしゆうてき)が創業後に仕事仲間をなじみの西洋料理店へ連れて行き、肉と野菜のソース煮込みに、ライスを添えて出させたこと」からついたという説、「ハッシュドビーフが訛って変わった」という説があるそうです。

日頃から食べていたハヤシライスですが、名前の由来について意識したことはなかったです。

シンヤマキッチン

シンヤマキッチンは今回のイベントで初めてです。

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軽食がメインのようで、フライヤーを使用した揚げ物を中心としたメニューの構成でした。

揚げたこ焼きを頂きました。

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冷凍してあるたこ焼きもそのまま揚げてしまえば、時短で美味しく食べられますね。

またビッグフランクはオニオンチップかけ放題です。

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皮がパリッとしていました。

まじめ川ミズベリング実行委員会

ミズベリングとは、「水辺とまち」に対する社会的関心を高め、市民・企業・行政が三位一体となり、かつてのにぎわいを失ってしまった水辺の新しい活用の可能性を創造していくプロジェクトのことで、「水辺+RING(輪)」、「水辺+R(リノベーション)+ING(進行形)」の造語だそうです。

宇部市では、平成27年10月に策定した「宇部市まち・ひと・しごと創生総合戦略」に基づき、市内の中心を流れる真締川やその水辺空間を、市民や企業とともにソーシャルデザインし、水辺の賑わいを取り戻す「宇部版ミズベリング・プロジェクト」として、平成28年6月に「宇部版ミズベリング研究会」を立ち上げました。
宇部市では、平成28年度から「宇部版ミズベリング・プロジェクト」に取り組み、宇部市の中心を流れる真締川における水辺の新しい活用方法を創造するため、2年間で3回の社会実験的イベントを実施しました。この社会実験を経て、平成30年度からは、対象河川を厚東川、真締川、沢波川の3河川に広げ、イベント等を自ら企画運営し、地域のにぎわいにつながる事業を行う団体を募集しました。現在は、3団体が、真締川、沢波川の2河川でミズベリングを実施しています。

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宇部市は市制施行100周年を迎えるにあたっての記念式典として、「100周年記念!ミズベリングイベント」も予定されているようです。

真締川(宇部本川)

真締川は、山口県宇部市を流れる二級水系の本流です。

山口県宇部市の男山(霜降山)に発し、未来湖(真締川ダム)を経て、戸石川等と合流した後、宇部市の中心市街地を南下し周防灘へ注いでいます。

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かつて真締川は「宇部本川」と呼ばれ、樋之口(今の山口大学小串キャンパスのあたり)でほぼ直角に西へ曲がり、犬尾の海岸へと注いでいたそうです。

ほぼ直角に曲がっていたため、周囲の湿地帯は水はけが悪く頻繁に河川の氾濫が発生し、有効的な土地利用が行われす荒地となっていたのを、1791年(寛政3年)に宇部村の領主となった福原房純が、1797年に「宇部本川」を改修し直線状の流路とする事業を計画・着手し、今の真直ぐな川になったようです。

工事には延べ約16,000人が携わり、翌1798年に約1,030mに及ぶ新たな流路が完成した。1801年(享和元年)、福原は改築により出来た新しい川を「新川」と命名し、同年4月10日には河川の守護と地域商業の発展を願って、左岸の市街地(現在の宇部市新天町)に「中津瀬神社」を建立したそうです。

一方、川の名前は「新川の間を占める」ことから「間占川(まじめがわ)」と呼ばれるようになり、これが転じて現在の名称である「真締川」となったようです。

今でも宇部本川や宇部の市街地が海だったことの名残は、地名で残っており、「宇部市島」「宇部市浜町」という地名も元々はそこが島や浜でだったそうです。

まとめ

日頃、今回の会場となった場所に人が集まっていることを見たことがなかったような場所でしたが、久しぶりに賑やかな人の集まりを見た感覚です。

キッチンカーの食事も売り切れてしまったようで、出店側もかなり良かったようです。

これまで参加していたイベントは休日昼間のイベントや平日夜のイベントでしたが、休日夕方から夜のイベントにここまでの集客力があることは知りませんでした。

イベントの開催が減っている中で、子供を連れだせるイベントは人が集まる魅力があることを再確認出来ました。