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【狩猟免許】銃猟デビューへの道#29【狩猟装備(単独猟編)】

休日ハンターのちょーすです。

ハンターとして2年目も終わろうとしていますが、装備についてまとめてなかったので、今の装備や改善したい点をまとめていきます。

まず単独猟編をまとめたのは、これが基本の装備であり、グループ猟はこれに更に道具が増えるためです。

狩猟装備

ますば狩猟に向かう前には事前に猟場が狩猟をしても良い場所なのかはハンターマップで確認しておきましょう。

場所が決まれば、どんな場所かをGoogleマップ等でも確認し、道路から近くなのか、山道を歩くのかを確認します。

またここから先には記載していませんが、山の中はかなり寒いですので、カイロ等も必要があれば持って行って下さい。

私は毎回使い捨てカイロを買うのは勿体ないなと思い、ハクキンカイロを使用しています。

服装

服装は当然ながら動き易い服装ですが、アウターは防寒がしっかりしているものて、インナーは速乾性の高いものがおすすめです。

ベテラン猟師の方に伺うと、インナーは高くても良い物を使った方が良いと言われました。

猟期は冬なので、基本的は寒いですが、動き回る場合か暑くなるので、簡単に脱げる格好をする必要があります。

当たり前ですが、ハンターベストハンターキャップ狩猟者登録証は忘れずに。

靴は私の場合は数種類を車に常備しており、猟場によって履き替えます。

水気が多く、小川や泥濘がある場所が多いので、基本は長靴が多いです。

スパイク付きの長靴は高いですが、使い勝手は抜群です。

急斜面の山を登るのであれば、スパイク付き足袋です。

勢子をされる方は足袋を履かれる方が多いですが、スパイクがあるのとないのとでは、疲れ方が全然違います。

それ以外のちょっとした土手などであればトレッキングシューズや運動靴です。

あまり布地が多い靴だと、草木の種子が引っ付くので、紐が少ない靴もしくは紐がない靴がオススメです。

また単独猟でも、大型鳥獣の場合はハンターベストの着用が必要ですが、小型鳥獣(特に鳥類)の場合は視覚が敏感なので、オレンジ色等の目立つ色ではなく、自然界にある色のアウターを羽織ります。

迷彩柄のアウターや帽子がベストですが、ミニタリージャケットでも大丈夫かと思います。

また鳥猟の場合は視線にも敏感なので、サングラスもあった方が良いです。私は魚釣用の偏光サングラスを使い回しています。

あまり反射がキツイと、それでも鳥にバレてしまうのでその点で注意が必要です。

またサングラスは山の中に落としてしまう危険性が高いため、安物で充分です。

高級品を使うのであれば、落下防止のストラップを付けた方が良いです。

常時持ち歩く物

猟銃・猟銃カバー

猟銃は銃袋に入れて持ち運びます。

シンプルなカバーを使われている方が多いです。

別でバックパックを背負うのであれば、バックパック型ガンケースを使えば荷物がまとまり、両手が自由に使えます。

銃全長を確認し、全体が入るサイズを選びましょう。

装弾ケース

装弾ケースは私はベルトに付けられるものを使用しています。

装弾は10本あれば1日は十分持つので、こちらに数種類を入れています。

銃砲所持許可証ケース

銃砲所持許可証は提示を求められたらすぐに出せるようにしておく必要があるので、ハンターベストに常に入れておき、落下しないようにしておきます。

私はパスポートケースのようなクリアケースに無許可譲受票や多少の現金等と一緒に持ち歩いています。

ナイフ

止め刺し用・腹出し用のナイフです。

刃渡は6cmを超える刃物は銃刀法(銃砲刀剣類所持等取締法)違反になるので、注意が必要です。

手袋

手袋は防寒というよりは、獲物の処理等で素手で行わないようにするために必要です。

ニトリル手袋等もあった方が重宝します。

大型鳥獣の腹出しにはロングタイプのニトリル手袋が便利ですが、これは常時持ち歩く必要はないです。

腕時計

あとは日の出や日の入が分かる腕時計も使っています。

また、スマートウォッチなので、スマートフォンの通知も腕時計で確認出来るのは便利です。

サーマル暗視スコープ

こちらは必須では無いですが、あると半矢になって逃げた獲物を探す際に便利です。

暗視スコープだけでなく、サーマル機能もある方が良いです。

高価なので、買うのに躊躇しますが、付いたばかりの血痕や足跡に温度が残っていて、それで追えるので、1つあるだけで便利になります。

必要時に持っていく物

距離計・望遠鏡

レーザー距離計は鳥猟で水面に浮いている獲物までの距離を確認したり、鳥獣判別時に使います。

水・氷

獲れた小型鳥獣を冷やすのに使います。

水と氷を一緒に入れておける水道があれば充分です。 

保存袋

小型鳥獣であれば、そのまま保存袋に入れてクーラーボックスで冷やしておきます。

クーラーボックスは常時狩猟車に置いているため、小型ハードケースにしています。

しかし、ソフトケースで折り畳める物の方が使わない時に省スペースとなるので便利かもしれません。

獲物回収道具

鳥猟では水面に落ちた獲物を回収することがあるので、その回収道具も必要です。

獲物までの距離が近ければギャフでの回収も可能です。

距離が遠ければ、釣竿に仕掛け用のギャフを付けて遠投します。

ロッドはとりあえず飛べばいいので、初心者用の安い釣竿で十分ですが、飛距離を出すには長さが必要です。

しかし、あまりに長すぎると、山の中での取り回しが非常に難しいので、そのあたりは試行錯誤をしています。

まとめ

まとめてみると意外と少ないですが、猟銃の重量はそこそこあるので、山を歩くのは大変です。

あくまで私の一例で、これがベストアンサーという訳ではないので、是非、おすすめの装備があれば、コメント等で教えて頂ければと思います。

また山で釣竿を振り回しているのを見かけたら、鳥が獲れたけど、取りにくい場所に落ちたんだなと思って温かく見守って頂けると幸いです。

また今後、グループ猟編をまとめます。