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CL愛知2023 day1 7-2通過 忙しい人でも勝てるインテウーラ

はじめに


初めまして、いな(@99p_qi66)と申します。今回CL愛知でday1 7-2、day2 2-3と総合206位、ラッシュCSでは5-2だったインテウーラのデッキについて記述していきたいと思います。
勿論全文無料ですが投げ銭をしてくださった方には感謝しきれないくらい感謝をします。この記事よかったと思えたらぜひよろしくお願いします。来年から新社会人なのでお金がないです。

実は自分よりも先にだるま先生(@Ferrothorn_NR)さんがインテウーラの記事を出されており、自分とは異なる点もあったのでそれについても話しますので、是非そちらの記事も読んで貰うとより理解が深まるかなと思います。

                ↓↓↓ぜひ読んで!!!↓↓↓

デッキ選択にあたって

デッキを握った経緯としては明らかな練習不足にありました。レギュレーション変更前までは月に2、3回ほどポケカをしていたのですがレギュレーション変更後からは大学の卒論等で忙しく、レギュ変更からCLまでに半日しか練習出来ませんでした。CLの参加者の中では練習量がかなり少ない方だと思います。
それでも勝つためには環境を理解し、勝ちやすい状況をつくることだと思います。ここにおける勝ちやすい状況とは、自分の練度が影響しにくく、環境で多くいるデッキに対して相性有利のとれるということです。
練度に関してSV環境になる前まで、三神ザシアン、白馬スイクン、連撃インテレオン、パルキアvstarを使っていたため、現在の環境でtier3までに入っているデッキで使えそうなものは白馬パルキア、インテウーラくらいでした。CLまでにシティリーグの結果を漁っていたところ、ロスト系、ミュウvmax、アルセウス系あたりは9戦中6戦くらいは当たるかなくらいの割合だと考えました。
それらデッキに勝てる且つ、自分の使ったことのあるデッキを考えたところ、インテウーラが挙げられました。CLまでに練習はほとんど出来ないことがわかっていたため、ラッシュCSでは環境の把握、相性とともにデッキの回し方を学ぶことを考えました。目標としました。

デッキリスト(ラッシュCS)

まず、こちらは2/19のラッシュCSにて使用したインテウーラのデッキリストです。

SNSで見かけたインテウーラとの大きな違いとしては、ビーダルラインの採用、ドラピオンの2枚採用、バトルVIPパスの多投、基本水エネルギーを少なくした点です。シティリーグで勝ち上がっているデッキリストを眺めていたとき、雪道ミュウへの解答、初動の不安定が不安要素でした。
そこで、ジャッジマン、ツツジ対策のビーダル、ミュウvmax2体取りの再現性を高めるドラピオンの2枚目、初動札を厚くしてみました。(勿論大会までにデッキを回していないため、シティのデッキを実際に回してみて感触を確かめるべきだったと思っています)

結果は

1.ロストギラティナ 4-6 ❌
2.ミライドン空ピカ 6-2 ⭕️
3.こくばクレッフィ 6-4 ⭕️
4.ロストバレット 1-0(種切れ) ⭕️
5.ロストザマゼンタ 6-4 ⭕️
6.ミュウvmax 6-4 ⭕️
7.サーナイトex 1-6 ❌

5-2で44位/412人となかなかいい感じ。


実際に試合をしてわかったこと

・ビーダルの要所が限られている
・ミュウに対してドラピオン2枚の安心感がすごい
・カイ→VIPパスの動きがクソ強いため、後攻のときの安定感が高い
・水エネルギーを引けないときはとことん引けない

これらを踏まえ、CL愛知では次のデッキに変更しました。

デッキリスト(CL愛知day1)

森の封印石→エネルギー転送

折角カイが入っているのにエネルギー転送がないと確定サーチが出来なかったため、またカイで封印石を持って来れない、スターアルケミーが必須とは感じなかったため、森の封印石を1枚エネルギー転送に変更しました。
細かい採用について記述します。

インテレオンv-vmax 3-3
れんげきウーラオスv-vmax 2-2
テッポウオ-オクタン 2-2
チャーレムv 1
ネオラントv 1

ここまでは特に言うことはないです。インテレオンが2-2のデッキも見かけましたが、ロストに対しては2体おきたいと感じた試しサイド落ちを考慮し3-3です。また、エンペルトvはロストに対してスタートしたいポケモンですが他のデッキに対してスタートしたくないポケモンなので入れませんでした。ただ、ネオラントvは大切な試合でスタートする特性を持っています。

かがやくフーディン 1
かがやく枠はフーディンかムゲンダイナの2択だと思いますがここは流石にフーディンが正解だと感じます。インテレオンもウーラオスも後1から殴れるポケモンなのでクライマックスゲートで番が終わるのは勿体無いですし、仮にムゲンダイナでスタートした場合が大変そうです。

ドラピオンv 2
1枚のリストもちらほらありましたがここは2じゃないと安定して勝てないかなと。フュージョンミュウの場合はドラピオンでミュウvmaxをとって残りをメロエッタ、ゲノセクトvととるプランが出来ますが、雪道ミュウの場合、ドラピオンでミュウvmaxをとったあと、クララが使えない、ドラピオンがロストに送られると2体目のミュウvmaxをとることが非常に困難だと考えて2枚の採用です。

ビッパ-ビーダル 1-1
シティで入賞したレシピには1人も採用していなかった珍しいポイント。ビーダルがいるだけで手札干渉に一気に強くなり、技が打てない、水エネルギーを持って来れないなどの事故を減らすことができます。vmaxは今の環境だと2パンされることが多いので、ジャッジマン後のれんげきサーチだけだと何も出来ずvmaxを差し出すことがあるため、モミを探しにいく流れや、水の塔とれんげきエネルギーの両方が欲しいシーンを解決するカードになりました。

ネストボール-ハイパーボール-バトルVIPパス-ヒスイのヘビーボール 4-4-3-1
採用できるサーチカードはできるだけ多く積んでいます。進化ラインの多いデッキであり、また主力のポケモンの火力が低いデッキですので盤面は出来る限り早い段階で完成させないと押し切られると考えています。また、相手のデッキに合わせて展開するポケモンが大体決まっているので後述します。
採用できるサーチカードはできるだけ多く積んでいます。進化ラインの多いデッキであり、また主力のポケモンの火力が低いデッキですので盤面は出来る限り早い段階で完成させないと押し切られると考えています。また、相手のデッキに合わせて展開するポケモンが大体決まっているので後述します。

エネルギー転送-エネルギー回収 1-2
どちらもカイから持ってくることができるエネルギーカードです。エネルギー転送はエネルギーの現物を減らしつつサポートからエネルギーにアクセスできるえらいカードです。もちろんエネルギーの総数は少ない方がデッキを回すエンジンを採用しやすいため、他カードの採用枚数もデッキリストの通りです。エネルギー回収はトラッシュ版のたっぷりバケツであり、試合が進むほど強いカードになります。

あなぬけのひも 1
輝くフーディン、ドラピオンv、ネオラントvが逃げるためのカードであったり、ベンチのポケモンを狙う、バトル場のポケモンをダブルシューターの対象にするカードです。入れ替え札はこのカードしか入っていないので雑に捨てることができないカードです。

森の封印石 1
勝ち確盤面を作ったり、書道でパスを持って来れる万能なカードです。試合のどこかで使えればよく、2回使えないため1枚の採用です。封印石が引けずに負けの試合はありませんでした。

博士の研究-カイ 2-2
カイを採用している理由として確定でやりたい行動ができる点を評価しているためです。ピン刺しカードであったり、トラッシュしたくないサポートを持ったままオクタンを持ってきたりポケモンを展開できる点が強いです。vipパスを持って来れるのも強く後攻で安定した盤面を再現できます。ただ、序盤は手札が細くなりがちなので博士の研究を思い切って使う場面も多いです。

メロン 2
れんげきウーラオスが1ターンで起動したり後攻1ターン目から殴れる可能性も保つカードです。ただ序盤に単体で来ても使えないカードなので3枚入れないかなーと。

コルニの気合い 1
オクタンから持って来れるサポートです。ただ、オクタンから持ってくるときは基本的にハンド干渉が厳しい時だけであり、複数回使いたいほど強いカードではないので1枚の採用です。

ツツジ 1
捲りのカードです。vmaxが殴る都合上相手のサイドを3枚にしやすいため必要だと考えています。

クララ 1
博士の研究やハイパーボールで捨てたリソースを回収できるカードです。このカードがあることがわかるだけで思い切ったプレイングが可能になるので入れ得です。

ボスの指令 1
枠がないです。でも0は流石にってことで。

モミ 1
インテレオンvmaxが環境で耀くためのカードです。うらこうさくがあった頃のように好きなタイミングで持ってくるのが大変なのと、思ったより使わないので1枚採用です

みずの塔 2
れんげきポケモンが逃げるカードです。このデッキはリソースを貯めながら戦うので2枚でも大丈夫だと考えています。

れんげきエネルギー-基本水エネルギー 4-5
基本水エネルギーは最小限に絞りました。1枚でも触れればエネルギー回収やメロンが使えるので多すぎても、と考え5枚です。

マッチング(day1)

day1(2/25)のマッチングです。先攻後攻、スタートポケモンを記述しています。

一回戦 サーナイトex 先 テッポウオ 6-2 ⭕️
相手の動き出しが良くなく、キルリアが並んだ頃にはダブルシューター連発できており、ヨガループ、巨大連撃でぐちゃぐちゃにして勝ち。
二回戦 フュージョンミュウ 後 ドラピオンv 6-4 ⭕️
サイドにみずの塔が二枚落ちており絶望。ドラピオンがメロエッタに取られその返しにキョダイウズマキでサイドからみずの塔を拾う。相手がミュウvで返してきたのでクララでドラピを回収して残り3枚。最後にミュウvmaxを2枚目のドラピオンでとって勝ち。
三回戦 アルギラピカ 後 テッポウオ 3-6 ❌
マリガンでアルセウスvstarが見えニヤニヤだったが、空ピカスタートで絶望。アルセウスをワンパンしたりビーダルをシューターでとる動きができていたが、ネオラント、ウーラオス、ビッパがサイドに落ちており、やりたい動きができずに負け。
四回戦 白馬アルセウス 後 ウーラオスv 6-0 ⭕️
相手前アルセウスタブルターボ手張り、ベンチビッパで返す。後1ひゃくれつラッシュでアルセウスが取れたのであとは順当に殴って勝ち。
五回戦 れんげきルギア 先 ウーラオスv 2-6 ❌
エネルギー転送がサイドに落ちているのにカイで持ってこようとするプレイミス。見事に練度の低さが出た試合。また、れんげきルギアは初大戦だったので焦ってしまったのも良くなかった。
六回戦 アルセギラリザ 先 インテレオンv 6-0 ⭕️
相手事故り気味のところを先2ひゃくれつラッシュでアルセウスをとる。2体目のアルセウスもひゃくれつラッシュで取れたのであとはギラティナとって勝ち。
七回戦 ロストギラティナ 後 インテレオンv 6-4 ⭕️
めっちゃいい試合をした記憶だけある
八回戦 雪道ミュウ 後 インテレオンv 6-5 ⭕️
ドラピオンv二回投げて勝ち。マリガンでクララが見え、ドラピオンv一枚だと思ったらしい。
九回戦 炎軸アルセウス 先 チャーレムv 6-2 ⭕️
相手前アルセウス、ベンチアルセウス、60カルボウでエンド。返しにヨガループ、しっぷうづきでテンポとって勝ち。
7-2 73位でday2進出

デッキリスト(CL愛知day2)

day1からの変更点としてはビーダルラインをみずの塔の3枚目と基本水エネルギーの6枚目に変えました。変更理由としては、アルギラなどが減少し、ジャッジマンを打ってくるデッキが雪道ミュウだけになり、また、対戦をしていてビーダルを置くベンチスペースが用意しにくいことが挙げられます。ビーダルラインの2枠にはポケモンいれかえ、みずの塔、水エネルギーの3種類が候補でした。ポケモンいれかえはday1でしっぷうづきを打ちたい場面が多かったためです。みずの塔は雪道ミュウ、ルギアの増加予想からシンオウ神殿を採用したロストギラティナが増えると考えたためです。ぶっちゃけ一撃ルギアが増えるとは思っていなかったのでその時点でデッキ選択が間違っていたと今では思っています。(1敗すら出来ないのにルギア握りたくないでしょ。)基本水エネルギーはday1で思ったより水エネルギーのリソースに不安を感じたためです。オクタンからサーチできる逃げ札かつ自分だけ有利に働くみずの塔と基本水エネルギーを追加しましたが、これが悪く働くとは...。

マッチング(day2)

day2(2/26)のマッチングです。

一回戦 インテウーラ 先 ネオラントv 5-6 ❌
相手ルチャブルでロスト来たと思ったらまさかのミラー(だるま先生さん)。相手の動きが悪くチャーレムvとルチャブルをとり、インテレオンvを一回殴った後、自分のかがやくフーディンをボスで縛られる。先2であなぬけを吐いてしまったのでエネもなく逃げられず。フーディンにキョダイウズマキ70をうたれ、相手のペインスプーンで50にされ、キョダイウズマキで120に。縛られながらベンチのインテレオンvmaxをとられ、その次のターンにフーディンとネオラントvを二枚取りされ大逆転負け。相手さんが非常に上手でとても楽しいマッチでした。note読んでください。
二回戦 ロストギラティナ 先 ネオラントv 4-6 ❌
順当に殴り合って最後ツツジで草エネルギー引かれなかったら勝ちだったが、引かれて負け。2連続ネオラントスタートで今日は運のない日だと感じた。
三回戦 一撃ルギア 先 インテレオンv 6-1 ⭕️
お相手事故り気味でアーケオス一体のアッセンブルスターだったのでアーケオスとって殴り合って勝ち。サイドにネオラントvが2体、アマージョがいたらしく運が良かった。
四回戦 一撃ルギア 後 ウーラオスv 4-6 ❌
後1ひゃくれつラッシュでバンギラスにダメカンを乗せることが出来たが、サイドにウーラオスvが落ちており、アーケオス2枚取りが不可能だったため、順当に殴り負け。アマージョきつい。
五回戦 雪道ミュウ 後 ネオラントv 6-0 ⭕️
ドラピオンv2体ぶつけて勝ち。お相手事故ってた+四回戦目後に話しててデッキお互い分かってたので展開するために後攻をとった。
2-3 総合順位 206位

環境デッキとの相性

ロストギラティナ 微有利
対戦相手の動き関係なく、自分がどれだけ早くダメカンをばら撒き始められるかが鍵です。相手視点vmaxにスターレクイエムを当てにくるので残り3枚をどう取らせないかが重要です。

ロストバレット 有利
ロストギラティナよりも小粒が殴りがちなのでヨガループ、キョダイレンゲキが通れば勝ちやすいです。ライコウv空の封印石だけは注意します。

ミュウvmax
雪道 
有利
フュージョン 微有利
雪道型はミュウvmaxのみアタッカーなのでドラピオンvを当てるだけです。フュージョン型はメロエッタ、ゲノセクトv、ミュウvmaxの1-2-3プランを狙いますがフュージョンエネルギーを早い段階で割れないと厳しいです。

ミライドン 微有利
後1で殴られなければ有利です。殴られたとしてもウーラが取られなければ有利よりです。れんげきウーラオスvmaxはワンパンされないので空ピカが出てきてもキョダイレンゲキ3回を狙いにいけばわりと勝てます。

アルギラ 有利
アルギラというよりかはアルセウスが入っていたら有利です。ノコッチはヨガループの対象であり、vガードエネルギーはしっぷうづきでアルセウスvstarが10残るのでヨガループでもダメカンばら撒きでも処理できます。空ピカだけは厳しいです。

一撃ルギア 微不利
まず初めに相手の最初の攻撃でウーラオスがとられるとほぼ負けです。取られなかった場合、ウーラオスvmaxは一撃エネルギー4枚のバンギラスvでもたおれないのでキョダイレンゲキ+ダブルシューター2回のアーケオス2枚どりを狙います。これを成功させやすくするための初動札多め採用です。アーケオスを取った後、ウーラオスが10残っているのでもう一体のウーラオスで殴っていけばなんとかなると思います。アマージョが急に出てくる可能性があるのでダメカンに余裕があればルギアに乗せとくとキョダイウズマキ2回で倒しやすくなります。

サーナイトex  有利
進化される前に狩り尽くす。これだけです。ただ、ウーラオスは超弱点なので出すときはヨガループを打つターン、ツツジを打つターン、2体出せる時にしましょう。

練習時間が取れないときは

皆誰しもがたくさん練習できるわけではありません。自分は今年に入って人と対戦したのはラッシュCS、練習会、前日の夜だけです。それでも出来るだけ勝つためにはミスが負けに響きにくいデッキを選択すること、環境デッキのリストを読み込むことが重要だと考えます。ミスが負けに響きにくいとは、前半のはなえらびを間違えていたためリソースが足りずに負けた、ポケモンを出すタイミングを間違えた、殴るポケモンが違ったなど。それらが起こりにくい単調なデッキ(アルセウス系統など)は疲労も少ないですし、ある程度の点数を出せるので勝ちにくくても負けにくいと思います。また、環境デッキのリストをひたすら読み込むことで実際に対面した時に相手の動きの可能性を網羅し、最善の動きをすることができます。これに関しては会場までの移動中にもできるので非常に楽に勝ちにつながります。あとはひたすらお祈りします(これ重要)。vtuberの中に椎名唯華という豪運の方がいるのですが、CL前日からスマホの待ち受けをこの方の画像にし、移動中はひたすら歌ってみたを聴いて運を分けてもらう気持ちでいました。そのおかげか(?)day1ではイージーウィンが2回も。しぃしぃ最強!しぃしぃ最強!

最後に

ぶっちゃけこんなに勝てると思っていなかったので自分でも驚いています。日曜日は友達と飲み行く約束してたし、2日目の宿取ってなかったし。ただ、こんなにもいい経験が出来たのは対戦相手が優しい方ばかりだったのとday1の前日に初対面で練習をしていただいたKOTARO(@KOTARO_Pokemon_)さん、千葉駅ポケカの皆さんのおかげです。はじめてのCLでは2-3と残念な結果でしたが今回2回目のCLではday2進出を果たすことができてよかったです。来年度から新社会人で練習時間はもっと限られると思いますが、次はトーナメント進出までいければと思います。では!!

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