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愛すべきなんでもない日常

11月も終わりにさしかかり、noteの更新がすっかりご無沙汰になってしまいました。

夏の間はたくさんの場所に赴いたことで、「もっといろんな場所に行きたい!」的なことをnoteで連発していたけれど、いまはすっかり落ち着いた生活に戻っています。

9月に県外への移動が多かったおかげで、口座からクレジットカードの利用額がごそっと引き落とされ、危機感を覚えた10月。家計簿アプリで月々の支出は把握しているつもりだったけれど実際に口座の数字が減っているところを見ると心にズシリとくるものがありました。カナダへの渡航に向けて少しでも節約しなければ…

11月はお金のかかりそうな外出も外食もなるべく控えるようにして、穏やかな毎日を過ごしています。

町の図書館で本を借りに行ったり、近所の河川敷を散歩したり、冷蔵庫にある食材でご飯をおいしく作ることに全力を注いだり。

誰かに共有することでもないような、なんでもない、些細な日常を生きています。


自分で淹れた珈琲とマルセイバターサンドで贅沢した気分になれたこと


黒猫が横に座って撫でるのを許してくれたこと


街中で鮮やかすぎる秋の赤に出会ったこと

スーパーで安く買えた魚で平日の夜からアクアパッツァを作ってお料理スキルが上がった気になれたこと(ものすごく簡単)

もう外を歩いても漂ってこなくなった金木犀の香りがするヘアオイルに出会ったこと

泣きたくなるような、心の温まる小説に出会えたこと


どこか遠くへ足を運んで新しい景色に出会うことも刺激に満ちて好きですが、こんななんでもない些細な日常も同じくらい好きだなーとじんわり感じる今日この頃です。(むしろ愛しているという表現の方がいいかもしれない)

まとまりのない文章になってしまいましたが近ごろ強く感じていることでした。

いま目の前にある生活をだいじに噛みしめながら過ごそうと思います。

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