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【eBay】eBayセラーが消費税還付を受けるため具体的な方法(その6:配送費以外で経費計上できるもの)

こんにちは、いなほです(๑•᎑•๑)ノ

本日は、eBayセラーの基本にして利益を上げるための超必須事項。「消費税還付」を受けるための具体的な方法(その6:配送費以外で経費計上できるもの)について解説させて頂きます。

私のnoteでは「会計ソフト:マネーフォワードクラウド確定申告」で作成した実際の仕訳を踏まえた解説をしております。
実際に消費税還付を満額受けておりますし、税務署に説明して承認してもらった実績もあるので、安心して参考にして頂ければと思います。

本日解説するのは、利益を圧縮して所得税を低減させるのに非常に役立つ「配送費以外で経費計上できるもの」の事例紹介です。(配送費については、前回の記事で詳細に解説しておりますので、気になる方は前回の記事をご覧ください)

ebay事業で発生する経費は、ebay運営へ支払う手数料配送料だけではありません。

梱包材や筆記具といった消耗品費はもちろん、店舗仕入れなどのために発生した旅費交通費やSeller Hubにアクセスするための通信費、事業運営のための資格取得費用なども研修採用費立派な経費として計上できます。

そしてそれらの経費にかかった消費税も、海外輸出事業に関連したものであるならば消費税還付の対象ですので、しっかり計上しましょう。

下記に消費税還付を受けられる経費の例を記載します。(ただし全て事業運営に関連したものという前提がありますので、プライベートの交通費などは計上しないよう注意して下さい)

  • 消耗品費
    梱包材や筆記具はもちろん、取得価額が10万円以下のプリンターやPCといった物品も勘定科目「消耗品費」で経費計上できます。(10万円を超えると固定資産台帳という台帳に登録をして数年かけて経費計上する必要があります)

  • 旅費交通費
    店舗仕入れなどのために発生した電車代はもちろん、事業用の車にかかったガソリン代なども勘定科目「旅費交通費」で経費計上できます。さらに嬉しいことに、車関連の経費については様々な勘定科目を組み合わせることでより大きい金額を経費計上することができます。事業で車を使う機会が多い方はこちらのページ(マネーフォワード:車検代は経費にできる?確定申告の仕訳と注意点について解説)を参照して車関連の経費を最大限計上してください。

  • 研修採用費(資格受験料・学習費用)
    TOEIC英語検定簿記検定など事業運営に資する資格の受験料やその学習費用は全て勘定科目「研修採用費」で経費計上できます。

  • 通信費
    Seller Hubにアクセスするためのネット回線費用や、取引先との通話・連絡用のモバイル通信費用なども勘定科目「通信費」で経費計上できます。ただし、事業専用の回線を契約しておらず同じ回線でプライベートのネット利用も行っている場合は、家事按分を考慮して請求書金額の30〜50%程度を経費計上すると良いでしょう。

  • 地代家賃(事務所家賃)
    事業用の事務所を借りている場合はその家賃の全てを、自宅兼事務所としている場合は家事按分を考慮して家賃30〜50%程度を勘定科目「地代家賃」で経費計上すると良いでしょう。なお家賃について家事按分を考慮する場合、仕事場プライベート空間面積比で家事按分の割合を決めておくと後から税務調査が入った時も説明がしやすいです。

以上、【eBay】eBayセラーが消費税還付を受けるため具体的な方法(その6:配送費以外で経費計上できるもの)でした。

[2024年3月追記]
ebayセラーの帳簿づけ作業の中でも最も難しい「Payoneerから銀行口座への送金時のPayoneer手数料為替差損益等の計算方法や帳簿への仕訳入力」を、実例で詳細に解説した記事(リンクはこちら)を作成しました(∗ˊᵕ`∗)
非常に好評を頂いている記事ですので、ぜひご覧ください♪

3.最後に

青色確定申告消費税還付の申告は一見複雑に思えるかもしれませんが現在は自動化が大きく進んだこともあり、一度やって一連の流れを理解すれば大した手間をかけずに完了することができます

当ブログでは簿記の知識が無い人でもこれらの税金還付を満額受けられる帳簿の付け方国への申告方法を、実際の会計ソフト税金申告ソフト(e-Tax)操作画面のスクショと一緒に具体的に解説しています。

ぜひ今後も私のnoteをご覧頂き、あなたのeBayビジネスやその他個人ビジネスの利益最大化して頂ければ幸いです(∗ˊᵕ`∗)

それではまた、次の記事をお会いしましょう(๑•᎑•๑)ノシ


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