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【eBay】eBayセラーが消費税還付を受けるため具体的な方法(その9-1:期末(年度末)の"在庫"の仕訳〜導入編〜)

こんにちは、いなほです(๑•᎑•๑)ノ

早いもので、今日で今年も半分が過ぎましたね(時間の流れが早すぎる…)

確定申告の年度末である12月になるのもすぐです。というわけで今日からは、eBayセラーの帳簿付けで何気に難しい「期末(年度末)の"在庫"の仕訳」について解説します。

今日この記事で解説する内容は導入編として、そもそもなぜ期末(年度末)の在庫の仕訳が必要なのかについて解説します。

なお、私のnoteでは「会計ソフト:マネーフォワードクラウド確定申告」で作成した実際の仕訳を踏まえた解説をしております。
実際に消費税還付を満額受けておりますし、税務署に説明して承認してもらった実績もあるので、安心して参考にして頂ければと思います。

それでは本題です。

なぜ期末(年度末)の在庫の仕訳が必要?

そもそも、仕入れの時点で既に仕訳を行っている物に対してなぜ期末(年度末)に改めて仕訳し直す必要があるのか?

ざっくり言うと、それは「所得税の計算」を正しく行うためです。

所得税は、確定申告で申告する収益の金額が大きいほど大きくなります。

そしてこの収益の金額は、期末時点の在庫を「期末商品棚卸高」として計上しないと正しく計算することができません。(詳細は下図をご覧ください。なお細かい経費等は省略しています。)

つまり「期末(年度末)の在庫の仕訳」とは、「在庫を期末商品棚卸高という勘定科目で仕訳し直す作業」ということです。

またこれは、当期の在庫情報を来期に引き継ぐ仕訳であり、このような「年度をまたぐ仕訳」を「決算整理仕訳」と言います。

本日の「その9-1:期末(年度末)の"在庫"の仕訳〜導入編〜」は以上です。

次回は【具体例】で実際にどの様に仕訳をするかを解説します。

[2024年3月追記]
ebayセラーの帳簿づけ作業の中でも最も難しい「Payoneerから銀行口座への送金時のPayoneer手数料為替差損益等の計算方法や帳簿への仕訳入力」を、実例で詳細に解説した記事(リンクはこちら)を作成しました(∗ˊᵕ`∗)
非常に好評を頂いている記事ですので、ぜひご覧ください♪

最後に

青色確定申告消費税還付の申告は一見複雑に思えるかもしれませんが現在は自動化が大きく進んだこともあり、一度やって一連の流れを理解すれば大した手間をかけずに完了することができます

当ブログでは簿記の知識が無い人でもこれらの税金還付を満額受けられる帳簿の付け方国への申告方法を、実際の会計ソフト税金申告ソフト(e-Tax)操作画面のスクショと一緒に具体的に解説しています。

ぜひ今後も私のnoteをご覧頂き、あなたのeBayビジネスやその他個人ビジネスの利益最大化して頂ければ幸いです(∗ˊᵕ`∗)

それではまた、次の記事をお会いしましょう(๑•᎑•๑)ノシ

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