エゴ

いつからだろう
こんなに怠け者になったのは
全部この暑さのせいにしてしまいたい
そんな現実逃避ももう使いすぎて役に立たない
閃いた事にはすぐに取り組んできた方だと思うけどその優先順位はいつもレア度で決められる為
いつでもできる事は隅の隅へ追いやられてきた
いつでもできる事=文章を書く事
これがかなり自分の性分に合っている
もはや私のキャラクターの一部と言いたい
感じた事を感じたままに書き留める
無駄に絵を描こうとした事がある
真似をするには十分だがそれ以上のものは生まれなかった
やっぱり私は言葉が好きだ
今のご時世大手の企業に勤めなくても自分の特技で稼ぐ人も多くいる
何かすれば?と言われるが
私は私の文章を自分1人で愛でていたい
中学生くらいの時から今まで日記を書くのが趣味みたいになっているがそもそも日記なんて人に見せるもんじゃない
友達の名前も好きな人の名前も隠す事なく
大胆に書かれている
とてもみせられたもんじゃない
一時期はこんなに赤裸々に書いて大丈夫なのかと急に心配になり思春期の恋愛日記は恥ずかしさのあまり捨ててしまった
もったいない
今読んだらきっと面白かったはずなのに
またある時は日記は残るものだというのを意識してしまったばかりに愚痴が書けなかった
自分の気持ちに蓋をして当たり障りのない事を書いた
そうかと思えばムカついた勢いのまま筆を持ち
旦那の愚痴を殴り書いているページがあったりする
気まぐれで感情に振り回されやすい私の性格がそのまま日記にでている
良いも悪いも今までの情緒の軌跡を辿るため私は文を残している
出来上がった文章を何度も読み返してニヤニヤするあの自己満の時間が何とも良い
私にとっての表現は絵ではなく文だ
こんな私の言葉が誰かに受け入れられたら嬉しい
でも受け入れられなくてもそれはそれでいい
みんなそれぞれ自分と向き合っているだろうから

#創作大賞2024
#エッセイ部門

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?