趣味は「映画と読書と音楽」と言っても良いですか？ vol.270 音楽 OGRE YOU ASSHOLEの「かんたんな自由」

こんにちは、カメラマンの稲垣です。

今日は音楽 OGRE YOU ASSHOLE（オウガ・ユー・アスホール）の「かんたんな自由」についてです。

ラジオで流れた曲。

妙に心がざわついた印象。

シンプルだけどものすごく中毒性があるような。

独特なサウンド。サイケなような、ちょっと太鼓がアフリカのような、いやいやなんだか盆踊り風な。

ゆらゆら帝国の夜行性の生き物三匹にも似ているような。

OGRE YOU ASSHOLE（オウガ・ユー・アスホール）

2001年結成、2009年メジャーデビュー、
出戸学 （ボーカル、ギター）、馬渕啓 （ギター）、勝浦隆嗣 （ドラムス）、清水隆史 （ベース）の長野出身の四人組男性バンド

オルタナティヴ・ロック、インディー・ロック
ポストパンク、サイケデリック・ロック

何曲か聴いたが、掴みどころはないと言うか、いろいろなサウンドを取り入れているが、なんだか絶妙に皆”外して”いるというか、どこまでもオウガのサウンド。

不気味だけど気持ちがいい、内容がありそうであまり内容がわからないような。

センスは抜群のような、またわざと外しているような。

今の時代生は全く取り入れていないような、けど古くなく、新しくもなく。

全く掴めません。

ただインディーズの匂いが色濃くあり、そこがまたたまりません。

この曲何度も何度も聞いても飽きが来ないというか、なんなんでしょうこの磁力は。

気持ちいいような、ちょっと怖いような、

歌詞も意味があるようで意味がないような。
（）は自分の感想。

・

かんたんな自由が　単純な君が　関心なく　ただ立っている
（ん？まあ立っているだけ？）
問いと答えが　かみあっていない　それでもまだやっている
（ん？かみあっていないのね）
なんだっていいよ　勘だっていいの　なんてことになっている
（ん？勘でもいいの）
そんな自由が　かんたんな自由が　こんな　ピタッとあっている
（ん？自由がいいのかな）
そうやってここにも　だんだんといきわたり　問題はなりだしている
（ん？問題に！）
沈黙も　手伝っていた　切ってもふっても遅いかも
じつはみんな　従っていたい
安心をだまって待っている
（ん？黙っている）
不安定で　未確定な　ものに　交わってみる
（ん？不安定で未確定なもの）
新鮮でいいな　なんだかいいな　一回間違ってみる
（ん？まあ間違えるのはいいかも）
沈黙も　手伝っていた　切ってもふっても遅いかも
じつはみんな　従っていたい
安心をだまって待っている
（ん？これは二回繰り返し）

全く意味がわからないというか、いや意味がないのが凄いかも。

これは不思議で怖いような、なんだか気持ちがいいような。

今日はここまで。



いや、そこは風刺してないですよ。何かがはじまる前に次の未来のこととか先のことを考えていて、いまリラックスできないって感じがあるじゃないですか。その感じがこのアルバム全体にあって、なにかの一歩手前の感じというか、そういうことを歌いたかったんじゃないですかね。
／出戸学