趣味は「映画と読書と音楽」と言っても良いですか？ vol.309 音楽 ROSALÍA 「HENTAI」

こんにちは、カメラマンの稲垣です。

今日はROSALÍA（ロザリア）の 「HENTAI」についてです。

ロザリア、スペインのポップスター。
彼女のサウンドはフラメンコと現代音楽をミックスさせたもの。
第二のラテンブームを巻き起こし、大ブレイクし世界的なスターに。
そんな彼女の新しいアルバムの中の一曲。

「HENTAI」！？変態！？

なんとも過激な題名だが、曲はピアノとロザリアの歌だけのしっとりとしたバラード。後半銃撃音のような音は入る。

映像は闘牛場にロデオマシーンがあったりベッドがあったり、一人ややセクシーな様子だが、それでもさほど変態には思えない。

歌詞はどうかというと

パピ 自分を見てごらん
もう考えるのはやめて 何も考えないで
こんなにイイなんてありえない
レザーは身につけてない でも私は裸

自転車に乗るようにきみに乗りたい
スパイクみたいに私を録って
それが硬くなるまで私は強く打つ
きみとのセックスは2番目、神が最優先
So, so, so, so, so, so good
Good, good
So, so, so good
So, so, so good
So, so, so good
So good
Mmm, so good
きみのピストルに恋してる
ヒナゲシのように赤く染まった頬
この波を衝突させて 私はほぼ支配されたも同然
きみのピストルに恋してる
ヒナゲシのように赤く染まった頬
この波を衝突させて 私はほぼ支配されたも同然

自転車に乗るようにきみに乗りたい
スパイクみたいに私を録って
先っぽにあるダイヤモンドのように高価
彼はいつも他の女より私を優先してくれる

So, so, so, so, so, so good
Good, good
So, so, so good
So, so, so good
So, so, so good
So good, mmm

ベイビー 今あなたを食べちゃいたい
今あなたをヘンタイにしたい
今あなたをヘンタイにしたい
今あなたをヘンタイにしたい
ヘンタイにしたい
ヘンタイ


あらら、かなり官能的。

結構過激な内容だ。

隠喩が散りばめられていてよりエロスが漂う。

まあ女性目線のセックス感で、

日本語の「ヘンタイ」を題名につけるセンスはかなりいかしている。

まあそれでもこの落ち着いたバラードの曲調に、ここまでセクシーな内容の歌詞を入れるなんて、とても面白い。

映像も見なくて歌詞の内容わからなかったら、良い曲ねと最初は思われそう、まあ後半「ヘンタイ」と聞いてびっくりしますがw

インタビューで
「私の経験を、どうやって作品に活かしたらいいのかって」。自分のセルフポートレイトをどう撮るかを考えたらしい。

このアルバムは彼女の自伝的な作品。

そんなテーマの中でこの官能的な曲。恋愛もうまくいっているのでしょう。

今日はここまで。

「この３年間で人生が180°変わっちゃったし。で、わかったのは、とにかくそれを音楽にするしかないってこと」
／ロザリア