趣味は「映画と読書と音楽」と言っても良いですか? vol.066 音楽 ROTH BART BARON 「N e w M o r n i n g」
こんにちは、カメラマンの稲垣です。
今日は音楽 ROTH BART BARON(ロットバルトバロン)の「N e w M o r n i n g」についてです。
ここ最近ラジオでヘビーローテーションですね。
日本に住むクルド人難民の物語、映画『マイスモールランド』の主題歌。
まだ映画は見ていませんが、予告や記事を見る感じ、映画の世界観にぴったりの音楽だと思います。
このMV、映画と同じ川和田恵真監督が製作して、映画に出ていた三人の兄弟役が出ている。
もちろんロットバルトバロンの三船さんもバンドの方達と一緒にギターを弾いて出演している。
三人兄弟の幼い弟が一人街を彷徨い歩き、またお姉ちゃんの元へ帰ってくる。
映画と同じ世界観で、アナザストーリー!
7分もの長さ、映画と同じ優しい美しい映像。
映画の世界観に合わせた寄り添うような歌詞、曲。
劇場でエンディングでこれが流れたらグッと心を掴まれるでしょう。
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ロットバルトバロンはインディーフォークバンド。
2020年にドラムの中原さんが脱退して
今はシンガーソングライターの三船雅也さんが一人。
心を掴まれるサウンドと声と歌詞、そして発信する言葉。
オリジナリティの高いフォークロックをルーツにもつ音楽性で
日本のミュージシャンなのに海外の匂いがする。
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映画をまだ見ていないので詳しい内容はわかりませんが
日本は諸外国と比べると難民受け入れが厳しい国。
それでも近年は日本に住んでいる海外の方を見る機会も増えている。
見て見ぬふりをしているよう。
難民についてもっと知るようになったら、偏見も減るかもしれない。
彼らのことを受けいられるような優しさを持ちたいですね。
今日はここまで。
この歌は傷ついた心を慰めるセンチメンタルな曲だったり、被害者意識を持って僕たちはかわいそうだから助けてくれと訴えるものではなく、自分自身の存在を受け入れることのできる心の居場所、心の国をなんとか探し生み出すことを諦めない一握りの優しく強い歌です。僕が信じているものは、僕らが持っているその小さな一握りです。
/ROTH BART BARON