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趣味は「映画と読書と音楽」と言っても良いですか? vol.192 音楽 春ねむり「あなたを離さないで 」

こんにちは、カメラマンの稲垣です。

今日は春ねむりさんの「あなたを離さないで 」についてです。

Youtubeのおすすめで出てきた曲。

今まで存じませんでした。

これは良い。まさに自分好み。

女性ミュージシャン、可愛い声、絶叫系ポエム、ハードなサウンド、シャウト、死の匂いのある世界観、舞踏、抜群のファッションセンス、スティデイカム、ドローン。

全曲聴きました。

全部聴いても全くブレない彼女の世界観。

昔から順に聞いていくと段々サウンドの重厚感が増していく感じ。

いろいろなジャンルのサウンドがあり、今回はノイズロック系でしょうか。

けど彼女の声と歌詞の根本的なところは変わらない。


ポエトリーラッパー。

ラップとはまた違う、詩的な歌詞や言葉を、直接ぶつけてくる感じ。

可愛い声なのに、死を彷彿させる言葉がある。

怒りや苦しさや悲しみを攻撃的な言葉(リリック)にしている。

今回の曲は、死のイメージはありますが、なんだか愛を感じる。

「午前2時世界中の叫び声が聞こえて」
「いつか教室があなたを殺したときに」
「いのちはひとつも都合がよくない」

何かほのかな希望を感じる。

「ここにそれでも生きてるって」
「あなたを離さないで」
「あなたを離さないで」

火山灰が降り積もったような雄大な光景の中、ドローンやスティデイカムの映像で、女の子がポエトリーラップを歌う。

すごく心に刺さりました。

怒りや哀しみだけでなく愛があったので。

今日はここまで。






世界を変えてしまうほどの力、テロリストになってしまうほどの暴力性みたいなものを、ただ暴力として受け止めたんじゃなくて。私は音楽という、自分が考え得る一番平和な手段、ギリ許されるんじゃないかという手段でそれを用いていきたい。そういう文脈があってもいいだろうというのは言っておきたいなって。ああいう暴力性って、自分の中にもめちゃくちゃあるんですよ。でも、そうしないでいられるのは音楽のおかげだから。
/春 ねむり







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