自己紹介・イエティ事件ファイル
はじめまして。ウミサチと申します。
この度ぼちぼちと魔術専門店 「Fureyja &Yeti-house」で占い師活動をはじめました。
その昔「水ってね、ありがとうって話しかけられたら綺麗な結晶になるんだよ♡」と写真集を見せられて、「お前大丈夫か?」と鼻で笑っていたような人間でした。
しかし、事件・事故・病気やらなんやらを経験し、心を入れ替え、今に至っております。
今なら「綺麗だね」って笑顔で答えられます☆
自己紹介のかわりとして、今までの出来事をまとめた、イエティ事件ファイルをお楽しみいただければ幸いです。
合言葉は、事件ですか?事故ですか?元気ですかーー!?
Yeti-file.01 スピリチュアル元年 キーマンは縦ロール
塊魂(カタマリダマシイ)という名作ゲームをご存知ですか?
大コスモの王の起こしたアクシデントが発端となり、小さな王子の物語が始まるのですが、物語にはこのような重要なキーマンが存在します。ウミサチの成長物語でもキーマンがいました。
彼女の名前はSちゃんと言います。
大学時代、半分同棲していた友人のバイト先の友人として知り合いました。
その頃の私は人見知りの上、友達とは二人だけでゆっくり話したいメンヘラ気味の困った性格をしていた為、Sちゃんとすぐに打ち解けることはできませんでした。
しかし、彼女はしょっちゅう友人宅に来ていて、不本意ながら徐々に一緒に遊び、話をするようになりました。
彼女は韓国アイドルのようで、儚げな細身で色白で、腰まである長い髪の毛が縦ロールTHE ALFEE高見沢さん風でした。
その頃はドライブに誘われて、一緒に山や海に行ったり、彼女はお肉が食べられないので、何度か夜中のガストに行って山盛りポテトでダメンズな彼氏の愚痴を聞くくらいの関係でした。
卒業をして、ウミサチはすぐに結婚したのですが、結婚後の社宅にも幾度となく遊びに来てくれ、代わりに私も彼女の実家の飲食店にご飯を食べに行きました。
遊びに行くと、彼女が部屋でケーキをご馳走してくれて、ひと時何気ない話をする友人となっていました。
記憶が定かではないのですが、こうしてじわじわと距離は縮まり、私が蕁麻疹を爆発させた頃、彼女に「実は、すごくみえてしまう」という事をカミングアウトされました。
そして、私の前世?には思い残した無念がある事、しないといけないわけではないけれど、できればこういうことをした方がいいことがあるということを教えられました。(今ならわかる。できればやって欲しいは、自らそれを望むようになる状況を経ることになる)
こういうことを書くと、まったく何を言っているんだと思われるでしょう。
しかし、彼女はおそらく興信所を使っても知ることのできないであろう、私の父の名前や性格やクセを当て、父が食べて見たがっていると言ったものは、全部その頃私がご褒美で食べていたものや、いつか食べてみたいと思っていたものでした。
父からの苦情ということで、我が家のザツい仏壇へのお供えの仕方も言い当ててくれました。他には遠く離れた家にある「いわく」のある家具のこと、事前に調べてどうかなるレベルではなかった。
彼女は人の考えていることが、その人の頭の上に吹き出しになってみえてしまったそうです。
便利なようで苦労の多い性質と家庭環境のせいで、一般的な仕事が長続きせず(守護霊のような見えないけど、脳内に話しかけてくる存在に)占い師か霊能者をするように要求されていたが、やりたくなくてずっと逃げていたそうです。
彼女は、その仕事をやりたくなくて「絶対に逃げる」と言っていましたが、ある時自動車専用道路(ほぼカニのカニカマみたいなほぼ高速)で盛大に一人事故をしました。
事故の瞬間、(ずっと逃げていたので守護霊が減っていってしまったらしいですが)唯一残ってくれていた、守護霊のお姉さんがエアバックみたいに車と壁の間に飛び出てきてくれて助かったそうです。
大切だったジムニーは大破してしまいましたが、無傷だった彼女は誰かが呼んでくれた救急車の人に、運転手の所在を聞かれ、自分だと申し出たら「はぁ?!!」と言われたとウケていました。
これがいわゆる、「神ダーリ」と言うものだったのだろうと、今になっては思います。
後編へ続く
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