見出し画像

Yeti-file.04 明治生まれは伊達じゃない

免許はゴールドですが、移動手段は自転車のイエティ・ウミサチです。

最近、Amazonプライムにアップされていて大喜びで見ました!!
「占いタクシー あなたの人生占います」


プロの霊媒師のトーマス・ジョンがタクシーの運転手に扮し、乗客を勝手に霊視するという、そう大好きなオカルト番組です!

トーマスがタクシーを走らせ、乗客がタクシーに乗り込むところから話が始まります。


フレンドリーに挨拶を交わし、タクシーに乗った乗客をさりげなく見つめると早速何かを感じるトーマス。


ゆっくりとタクシーが走り出すと同時に世間話をしながら探りを入れ、実は自分が霊媒師で、霊が見えることを切り出していきます。

「実は…君の隣に…霊がいるんだ。」
(きゃーーー)



乗客は困惑し「霊が見えるなんて信じられない」と言いながらも、初めて会う(はずの)トーマスから
「その霊に教えてもらった」と、自分の極めてプライベートなことを言い当てられ、プチパニックの乗客。


タクシーというある種の密室で、運転手トーマスがハンドルを握っているので、乗客はどうにか堪えて状況を受け止めていきます。目的地に着いたら降りられるし、ガマン!


「霊は何者なのか、何を伝えたいのか」が、秘密の話や思い出の品物を言い当てることで乗客に伝わり、心の中の氷が溶けたり、鍵が開いたり、本当に千差万別ですが、ふっと何かがとれた瞬間がドラマチック。


あれだけ警戒していたトーマスと、トーマスの霊視を受け入れていく様がなんとも言えず面白く、何度も見てしまいました。
番組紹介だけで終わってしまいそうですが、それでは編集長に叱られるので、トーマスを見ながら思い出した事をお話しします。


そのころのウミサチは、占いはするけど「霊感とか0感」で、心霊スポットとか怖いだけで幽霊なんて全く見えませんでした。むしろ今も見えない。



なので、乗客の霊視をするトーマスは宜保愛子さんの仲間で、4Kテレビ的に霊が喋る映像が見えていて、それで色々な事が分かるのだと思っていたのでした。

(少しスピリチュアルの世界に足を踏み入れた今は、バッチリ見える人もいるんだろうけど、ある程度の映像と共に情報というか、理解が浮かんでくるのかな?と勝手に解釈しています。)


それを、すごいなあ。私も見てみたいなぁ。二種免許取っちゃう!?と憧れていたのでした。



話は変わり、ちょうどその頃ウミサチは、地歌(琴と三味線)を習っていました。


8畳ほどの和室で、師匠と向かい合って正座し
「今日の分はここからここまで」と師匠が弾いたのを見て、その場で弾いて覚えていく、目と耳でコピーしていくスタイルのお稽古をしていました。


軽く弾きこなす、師匠の手の動きがファンタスティックすぎて、毎度毎度、筋肉とニューロン達は限界突破。


筋肉とニューロン達はドMなので限界突破を楽しんでいましたが、


師弟関係というのが自由人のウミサチには重荷だったようで、今は永久お休み中です☺︎ 破門して欲しかったんだけどなー。
そんな師匠は(個人特定できそうで怖いけど、もうええやろ!ということで)あるお寺の方だったんですね、年齢からしてもガチ修行世代。あの長い木の板で肩とか背中とかバシバシしちゃうノリです。


毎回お稽古の合間に、思い出話を聞かせていただきました。
そう、思い出話というのは、長いものですね。


超集中の後、暖かな日差し、ふかふかの座布団、長ーーーいお話。


ウミサチは宇宙と交信してしまいました。
消えゆく現実世界の意識の中、何度か無意識の中で「聞いたことあるぜ……」と師匠に突っ込んでいました。



しかし、ふと師匠が、
「…先代はどの曲が好きだったのだろうか」と呟きました。


おや?と思いながら
「うーーん、どの曲でしょうねぇ」と答えた時、パッと師匠の背後に一面の雪景色が現れたのです。


薄暗い和室の中に突如現れた、深々と降る雪。

ほえーーー。と見惚れてしまいました。


「どのくらい時間が経ったのかわからない。」と聞きますが本当にわからない。見入っていたけどハッとして、
「あぁそうか、先代は『雪』という曲が好きだったのだ」と気づきました。これが私が映像というものを見た最初です。


あまりの驚きに、師匠には伝えられませんでした。口を開けて師匠の斜め上を凝視する、アホヅラの弟子。


後になってこの雪景色のことを考えた時、森久美子さんのある話を思い出しました。


急に亡くなった友人が死後、森さんを訪ねてきて、幽霊が出られる5つの条件を森さんに教えてくれ、朝方まで会話をしたお話を「徹子の部屋」でされていました。

幽霊として出てくる5つの条件
1、本人(霊)の集中力
2、磁場(土地の状態)
3、静電気
4、タイミング(蛍光灯や太陽光線に含まれる特定の光線は映像が薄くなる)
5、受信者


これらが揃った時、映像にしやすいそうです。

そしてその映像は「私(霊)があなたの右脳に刺激を与え、インプットはするが、見ている映像は、全てあなたが作り出しているものだ。」とお友達が教えてくれたそうです。


確かに…私は、冬の夜に指から青い稲妻を発する静電気体質です。
練習中はいつも電気はつけず、あの時太陽光は弱かった。磁場はわからないので割愛するとして、あとは気合い…。



縁のある友達でさえ、気合いがいるのに、何の関係もない私にこんな綺麗な雪景色を見せられる先代。


さすが、明治生まれの気合いは伊達じゃないと妙な感動を覚えました。



それだけ伝えたかったことなのかな…。とも思いますが、伝えられなくって、ごめんね。
これからも、このような感じでお話をして、皆様と情報をシェアしていけたらと思っております。


ではでは、それではまたお元気で。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?