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DJI AVATA2を買う前に知っておいて欲しいこと

AVATA2がやっっっと発売されましたね!めちゃくちゃ嬉しいです。
マイクロドローンやFPVのドローンに興味があるけど、ハードル高いよーという方にとっては最適な機体ではないでしょうか?

とは言え、今までのDJIドローン(通常の空撮機)と違いもありますので、
いきなり購入して「こんなはずじゃなかった」とならないように解説します。

なぜドローン界隈の人が盛り上がってるのか?

DJI FPV

ドローン界隈の人の盛り上がりが、通常のドローンと違うのには理由がありす、
・前モデルのAVATAが、電波法の問題で日本で発売されなかった
・かといって自作のFPV機やマイクロドローンは、自作が大変かつ電波法の問題でハードルが、激烈に高かった
・数年前にDJI FPVという機体があったが、FPV映像が撮れるものの、機体が大きく飛行の場所を選ぶサイズ感と構造だったので、思ったほど活用の幅がなかった。

という状況だったので、電波法をクリアし、自作の必要もなく、小型で、FPVの動きができて、さらにマイクロに近いサイズのドローンであるAVATA2にドローン界隈の人は歓喜してます!

通常の空撮機と何が違うのか?

FPVドローン(俗称)とは何か?という話でもあるのですが、FPVドローンとしての動きは、「機体の角度が一定の角度以上行ってしまう」という特殊な操作に慣れる必要があります。

AVATA2に関しては、「機体の角度が一定の角度以上行ってしまう」モード(FPVドローンの動き)と「機体の角度が一定の角度以上行かない」モード(通常の空撮機の動き)を切り替えが可能です。

通常の空撮ドローンは「安定した映像を撮る」ということに主眼が置かれているため、勝手に静止するかつ、動いた場合も機体の角度が一定の角度以上いかないようになっています。
この「機体の角度が一定の角度以上いかない」ということが重要で、FPVと言われる機体(映像)での動きは、機体の角度が自由自在に動くという点が特徴です。

ただ、この「機体の角度が一定の角度以上いかない」という状況のドローンとFPVでの「機体の角度が一定の角度以上いくようになる」のを飛行させるのが、結構難しく感じる方が多いです。スティック操作と機体の動き方が、通常のドローンと違います。

言葉で伝えるのが難しいのですが、制御の仕組みが違い、行きたい方向に動かすではなく、スティックを入れた方向に機体が回転するということが起きます。それによって、無重力感ある垂直に動いたりすることが可能となります。

DJI AVATA2ならではの特色

上記で解説した、「機体の角度が一定の角度以上いかない」と「機体の角度が一定の角度以上いくようになる」を機体の設定で変更可能です。

違いを改めて箇条書きすると
1:一般的な空撮機
「機体の角度が一定の角度以上いかない」かつ「ホバリングする」
2:自作のFPVやマイクロドローン
「機体の角度が一定の角度以上いかない」「機体の角度が一定の角度以上いくようになる」を切り替え可能だが、「ホバリングしない」
3:DJI AVATA2
「機体の角度が一定の角度以上いかない」「機体の角度が一定の角度以上いくようになる」を切り替え可能な上に「ホバリングする」

という、AVATA2は、一般的な空撮機の性能と自作のFPVやマイクロドローンの性能を有した両得な仕様になっています。

AVATA2の使い方としては、
・室内を飛ばしたい→Pモード(機体の角度が一定の角度以上いかない)
・FPVドローンのように重力を無視した動きをしたい→Mモード(機体の角度が一定の角度以上いくようになる)

という使い分けが可能です。ただ、Mモードは飛行が難しいので室内飛行には向いていません。
そして何よりもFPVの動きをしたい場合は、特殊な操作に慣れる必要があります。慣れていない場合はいきなり回転してクラッシュする可能性があります。
そのためにまずは以下のシミュレーターで慣れることをお勧めします。

シュミレーターについて

DJIからiPhoneやiPadのアプリとして無料で提供されています。

このアプリの中でMモードでの飛行を体験することが可能です。
ただし、コントローラーではないため、操作感が違うので、雰囲気を掴むだけになりますが、その雰囲気知らぬままに飛ばすのは、避けた方が安全です。

またこのアプリは、コントローラーが手に入ったら接続が可能となりますし、もし買う前でしたら、ゲームコントローラーにも対応しているので、ジョイスティックで操作をすることも可能です。(バネの具合が違いますが)

最後に航空法について

AVATA2やFPVドローンはゴーグルで映像を確認することになりますので、航空法の目視外飛行の許可承認を得ることが必須になります。
(補足:室内であれば航空法の適用外なので手続き不要。)

以上、何か疑問があればXにしょっちゅういますので、コメントいただければ回答いたします!


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