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「感情的な人」と「情的な人」

どんなときも「感情的」にならず、そこに集う人々のことをよく観察している。状況をできるだけ深く読み込もうとする。こうした態度を保っていると、クールな印象を放つ。
だがその人は、機械のようにそれを行なっているのではない。むしろ「感情的」な人より、よほど強い情動に身を焦がしている。

感情は、情動を解釈する形式だ。喜怒哀楽の激しい人は、情動を覚えるはしから、それに形式を与えて外在化してしまう。
情深くあれ、とは、感情的になれということではない。むしろ情動に安易な形式を当てがうことなく、物の理をより精細に捉えよということなのである。

安易に感情的にならず冷静さを保つということと、斜に構えて冷笑的になるということとはまったく違う。むしろ真逆と言ってもいい。
冷静さは、最後まで物事を“正面から”見据えようという意志の現れである。その意志は、強いパッションに裏づけられている。

おお…これは正にぼくのことだ…と思いました。

ぼくはよく「冷たい人」と捉えられるのですが、自分的には「情的な人」だと思っていて。この差は何だろうと常々思っていました。

自分でも分からない領域だったので、初めて言語化してもらえた気分です。

自分がどの領域を伸ばしていけば良いのかを改めて示唆してもらえて嬉しい。まだ力不足のところは多々あるからこそ、意識して伸ばしていきたいです。

稲田英資について

株式会社JBNで戦略策定とWebマーケティング支援を担当しています。
BtoB企業の成果に貢献するWeb活用について、Twitterで日々ツイートしていますので、よかったらご覧ください。


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