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天皇即位の日、または呪いを解く物語『逃げるは恥だが役に立つ』

天皇即位でぽっかりとした休日。

朝からワイドショーは上野動物園のようにはしゃいでいる。

小四末っ子と妻は朝から『逃げるは恥だが役に立つ』の録画をずっと見ている。

たまにキュンキュンしている。
ぼくもキュンキュンする。

そのまま、家族で最終回まで観る。
途中で部活から帰ってきた高一長女も参入。

主人公含め、脇の人物たちの社会的な縛り(自己否定、ジェンダー、結婚制度、年齢、性的指向)が一旦は解放される最終回にグッとくる。

「これは呪いを解く物語なんだよな」と思わず呟くと
「呪い?誰の?」と長女。

「出てくる人みんなのだけど、まあ、この主人公の女の人の」と言うと
「ちがうよ」とバッサリ。

まあ、それでもいいんだけど。
いいドラマだな。

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